このところクレープにはまっていて、卵、牛乳なしのベジタリアンのクレープの生地を、色々分量を変えて実験中です。

私はどちらかというと全粒粉を使ったり、蕎麦粉が入っているクレープが好きなのですが、先ず最初は卵なしなのに卵っぽくて優しい味のクレープ・・・

私の尊敬するVegan の料理研究家、Bryana Clark Grogan さんのクレープをご紹介したいと思います

*簡単なビーガンのクレープ*
<材料>26センチのクレープ約16枚
豆乳 540cc
薄力粉か薄力全粒粉(ミックスしても) 210g(2カップ強)
木綿豆腐 170g
ひよこ豆の粉(ベサン) 大さじ4
 小さじ3/4
砂糖 大さじ1と1/2
ベーキングパウダー 小さじ3/4
ナツメグ 小さじ1/8
ターメリック ちょっと多めの一つまみ

<作り方>
① 全材料をブレンダーにに入れ、なめらかになるまで攪拌する。
② テフロン加工のフライパンを熱し、オイルをつけたペーパータオルで鍋底をふき、①の生地を計量カップに約50cc入れて、フライパンに流し全体に広げる。
③ 全体が乾いて淵が剥がれてきたら、丁寧にひっくり返して裏を軽く焼き、オーブンペーパーの上に焼けた順に重ねてゆく。

こんな感じで作業を進めてゆきます。調理台の奥にあるブレンダーのピッチャーに入っているのがクレープの生地です。

全材料をブレンダーにに入れ、なめらかになるまで攪拌してあります。

生地を計量カップに約50cc入れておきます。フライパンに流す時に毎回同じ量を一気に入れないと全体が同じ厚さのクレープにならないので、メジャーカップに定量を入れておくと安全です。

テフロン加工のフライパンを熱し、オイルをつけたペーパータオルで鍋底をふき、メジャーカップに入れた生地を一気に入れ、鍋底全体に広げます。薄焼き卵を作る要領です。

全体が乾いて淵が剥がれてきたら、フライ返しをそっと底に入れて・・・

丁寧にひっくり返し、

裏も軽く焼きます。

焼けたらオーブンペーパーの上に順に重ねてゆきます。

鍋底が20センチのフライパンだったので、20枚以上焼けました。

チリチリしていて、本当にクレープの布のテクスチャーです。

このクレープは卵っぽい優しい食感なので、デザートの甘いクレープにもよく合います。先月の手巻きクレープでお客様の時は、チョコクリーム、チェリーのプリザーブ、林檎の煮たもの、バナナそして豆乳ナッツクリーム(自家製の濃厚な豆乳ヨーグルト)を用意して、デザートもクレープで楽しんで頂きました。

次回は蕎麦粉を使ったクレープ、ガレットをご紹介したいと思います。