前回はVegan Crape ビーガン・クレープをご紹介しましたが、今回はGalette ガレット、フランス北西部のブルターニュ地方の蕎麦粉で作ったクレープの作り方です。香ばしくお腹にもたれないので、私は小麦粉を使ったクレープよりガレットをよく作ります。グルテンフリーなのでグルテンアレルギーの方も大丈夫です。

これは、卵の代わりに亜麻の実(フラックス・シード)を使った Vegan Galette 、材料は蕎麦粉、亜麻の実、水 だけですが、こんな風にちゃんと出来ます。

最初に焼けた面が表、裏は表よりツルッとして焼き上がります。

ベーキングパウダーも卵も使わないのに、ふんわり柔らかく焼き上がりました。

*Vegan Galette ビーガンのガレット*

<材料>20センチのクレープ約22枚
蕎麦粉 300g
 小さじ1
粉末にした亜麻の実(フラックスシード) 大さじ1
 500cc

<作り方>
① 大きめのボールに蕎麦粉と塩を入れ、泡だて器でかき混ぜておく。
② 別のボールに亜麻の実と水を大さじ3弱(分量外)を入れ、泡だて器で混ぜてから10分置き(トロミが出て卵の代わりとなる)、そこへ水500ccを入れよく混ぜて置く。
③ ①の蕎麦粉のボールに、②を泡だて器でよく混ぜながら入れてゆく。←蕎麦粉によって含む水分が違ってくるので水の量を加減する。
④ テフロン加工のフライパンを熱し、オイルをつけたペーパータオルで鍋底をふき、③の生地を計量カップに約50cc入れて、フライパンに流し全体に広げる。
⑤ 全体が乾いて淵が剥がれてきたら、丁寧にひっくり返して裏を軽く焼き、オーブンペーパーの上に焼けた順に重ねてゆく。

*卵使用の Galette ガレット*
上記の分量で、亜麻の実(フラックス・シード)の代わりに卵1個を使えば、普通のガレットになります。

 

今週訪問した知人宅でのランチは地元の蕎麦粉を使ったガレットでした☆ 各自が好きな具をガレットで巻いて食べるのはとても楽しく、何を包んでも美味しいので、人が集う時にピッタリです。

使った蕎麦粉は、外皮を除いた蕎麦の実を水車でひいた白い蕎麦粉、なめらかで優しい味の素敵な蕎麦粉でした。

テフロン加工のフライパンではなくて、鉄のフライパンで焼きました。最初の1枚はくっつきやすいですが、毎回オイルをしませたキッチンペーパーで鍋底に薄く油をぬってから生地を流し、フチが乾いて剥がれてくるまで焼いてから返すと上手くゆきます。