一昨日横浜へ行って、長い間気になっていたものを白馬に住む弟のところへ送りました。

それは亡き母が50年以上も前に作ったぬいぐるみと、40年前に買ったドイツのぬいぐるみでした。大切に保管してあって、あまり汚れていなかったのですが、一つ一つ掃除機で埃をとり、ホットタオルで拭いたら、こんなに綺麗になりました。

今日は、このぬいぐるみのプレゼント先の甥と姪に、ぬいぐるみの写真を添えて手紙をだしました。

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Kさん、Mさん、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか? こちらは賀状に書きましたように、昨年築50年の横浜の家を修理しました。私と弟(あなた方のお父さん)が中学生の時、両親が建てた家です。修理前に家を整理したら、ぬいぐるみが出て来ました。一昨日それを白馬のあなた方の実家へ送りました。

ぬいぐるみは全部で5つあり、2つはあなた方が生まれる前になくなったお祖母さんが、50年前に手作りしたものです。3つはドイツのシュタイフのもので、40年前にあなた方のお祖父さんが、海外出張中の病気で頭をやられ廃人になって、赤ちゃんのようになってしまったので、家族が病人の慰めになるかも知れないと買ったものです。

手作りの「くまさん」と「おさるさん」は、母が定期購読していた「婦人の友」という雑誌に作り方があって、私も母と一緒に「いぬ」に挑戦しました。母は器用で感覚がよくて、イキイキしたぬいぐるみになったのですが、私のはデレンとした「いぬ」になってしまいました。

ぬいぐるみの着ているパンツも母が編んだり作ったりしたもので、生地は私や弟の服を作った時の端切れです。

シュタイフのぬいぐるみには名前があります。

うさぎは「ぴょんた」、

猫は「トム」、

熊は「くまちゃん」です。

Kさん夫妻には既に二人のお子さんが、Mさん夫妻にももうじき一人誕生☆ どうぞ相談して、好きなのをお子さん達に差し上げて下さい。曾祖母、曾祖父から、曾孫さん達へのプレゼントと思って下さいネ。