鹿がいっぱい、ここは何処でしょう?
奈良公園です。
昔の私なら鹿に感動しながら歩いていたでしょう。でも一昨昨日、ここを歩いていた私は、奈良公園では、どのようにして鹿から植物を守っているのか、柵のある場所や柵の高さを観察しながら歩いていました。
用事があって一泊二日で大阪へ来ていて、時間があったので、以前から訪ねたいと思っていたここへ、私は急いでいました。
春日大社の万葉植物園、万葉集に歌われた植物を育てている植物園です。
外は外国人観光客で一杯でしたが、植物園に入ると、人は疎らで、静けさが漂っていました。庭園風の植物園に植えられている植物には、名札がつけられていたり・・・
学術的説明と一緒に、その植物が歌われた歌が紹介されていたりします。
秋も終わりなので、葉を落として幹になった木だけ見ても、あまりよく分らず・・・ 草や灌木は、枯れてなくなっているものが多く、もう一度、春か夏に来たいと思いながら園内を散策しました。
でも、池の畔に、素晴らしいプレゼントが☆
美しい姿の楓が、紅葉の真っ盛りでした。
その素晴らしさに、思わず木に近づいて、夢中で写真を撮りました。
すると、アイフォーンのファインダーに写る紅葉が、青やピンクに輝きだしました。
信じられないような色と輝き・・・
葉の向こうの空間まで、青く輝いています。
圧倒されるような色・・・
葉1枚1枚が笑っているような気がしてきます。
美しさにボ~ッとしてしまったので、近くのホテルのティーラウンジで休憩することにしました。
嬉しいことに、野菜だけのサンドイッチがあったので、紅茶と一緒に注文。
朝4時過ぎに起きて伊東を発ってから、何も食べていなかったのです。
心も身体も満ち足りた幸せなティータイムでした。