今回のスエーデン行きは、FINNAIR フィンランド航空を利用したのですが、事前にベジタリアンの機内食を申し込みました。

FINNAIRのサイトの機内食の「特別食」一覧を見てビックリしました。グルテンフリーや減塩食、ユダヤ教やイスラム教などの宗教食、幼児食、そしてベジタリアン、ビーガン等々、エコノミークラスで提供されるものだけでも15種類もあるのです。

私は少しなら卵や乳製品も食べられるので「ラクトオボベジタリアン食」にしてみました。

成田をお昼前に飛び立って、2時間くらいして昼食が運ばれて来ました。温かいメイン料理の上に「VEGML」のシールが貼ってあります。私が申し込んだのはラクトオボベジタリアン「VLML」のはずだったのですが・・・  名前と座席番号も確認しての配膳なので、間違いはないはずです。

蓋を開けると

野菜や果物が一杯です☆

メインは野菜炒めとご飯、生野菜のサラダ、パンにマーガリン、お食後にフルーツの寒天のようなものとラップに包んだ大きな葡萄が5粒☆

ホカホカの白いご飯にアーモンドが散らしてあります。炒め物はブロッコリー、カリフラワー、シメジ、ズッキーニ、トマト、かなり薄めの味付けなので、塩胡椒をふって頂きました。

☆☆☆

昼食から7時間後、ヘルシンキに着く前に、もう一度軽い食事が出ました。

今度も野菜が一杯、ターメリックご飯にレーズンが散らしてあります。セロリ、インゲン、ベビーコーンの蒸し煮のようなものにトマトソース、お食後にはミカンが1個です。

隣の席の女性は普通食でしたが、私のベジの機内食を見て、「野菜が多くてとってもヘルシー、そちらの方がよさそう!」と、話されました。

☆☆☆

今度は帰途、ヘルシンキから成田までの機内食です。

 夕方5時半発、外はもう真っ暗です。

事前に帰途の機内食を念のため確認したら、ラクトオボベジタリアンを申し込んであったのに、ビーガンになっていました。それで再度ラクトオボベジタリアンにチェックを入れておいたのですが・・・

運ばれて来たのは、今回もビーガン(VGML)でした。

メインディッシュはスパイスの効いたマッシュポテトと野菜のグリル、紫キャベツとピーナツのサラダ、ひよこ豆のスプレッドHUMMUSとパン、デザートはジャムがのった甘いパンです。

スパイスの効いたマッシュポテトのようなメインは、もしかしたら中東料理「キビ」のベジバージョンかもしれないと思いました。黒いキノコのようなものとブロッコリーのグリルが添えてあります。

既製品のHUMMUSはパッケージを折って、こんな風にパンにつけて食べます。

☆☆☆

成田に着く前に朝食が運ばれて来ました。

これもビーガン(VGML)でした。

メインはトマト色に炊いた穀物が上にのったマッシュポテト、HUMMUSにパン、乳製品でない植物由来のヨーグルト、小さなマフィン。

メインのマッシュポテトの上の穀物は、よく見るとキヌアでした。枝豆と茄子のトマト炒めとほうれん草が添えてあります。全体にスパイスが効いていて塩味も濃いめでした。

それにしても割増料金もなしで、こんなベジタリアンやビーガンのお料理が空の上でいただけるとは☆

機内食は本当に有難く幸せな食事です☆

FINNAIRさんご馳走様でした☆