今日はクリスマスイブ
そのクリスマスイブの朝に届いたもの・・・
何でしょう?
生きているもの・・・
新聞紙に丁寧にくるまれています。
新聞紙を開くと・・・
鉢植えが二つ
”スキミヤ” 日本原産の”ミヤマシキミ”がヨーロッパに渡って品種改良された園芸品種です。
赤銅色の蕾の”スキミヤ・マルロー”
薄緑色の蕾の”スキミヤ・フィンチー”
何故”スキミヤ”を注文したかなのですが、”ミヤマシキミ”や”スキミヤ”には毒があって鹿が食べないからなのです。
最近の伊豆半島の鳥獣被害は尋常ではありません。山の下草や灌木は鹿に食べられて壊滅状態、木も皮を食べられて瀕死の状態です。
我が敷地内も何十年も大切に守って来た山野草は殆んど消え、残っているのは野生の”ミヤマシキミ”と私が植えた赤い蕾の”スキミヤ・ルベラ”、それに紫陽花とクリスマス・ローズです。みな毒があるので鹿が食べない植物達です。
昨年と今年は病気と骨折で、植物の手入れが殆ど出来なかったのに加え、鹿に荒らされて、家の周りの植生は荒れ果てています。植物の悲鳴が聞こえるようで何とかしなくては思い続けていました。
動物除けの高さ2メートルのネットを張り巡らしてあるのですが、鹿は簡単に飛び越えてしまいお手上げ状態でした。電気柵の設置など色々考えたのですが、鹿が食べない植物を上手に配して庭を創りなおしてみようと思いました。
”スキミヤ”は日陰に強い常緑低木で、秋から冬の赤や薄緑の蕾は愛らしく、春に咲く白い花も美しいので、メインの植物にしたいと思いました。どの品種を、どのくらい、何処へ植えようか? 今日届いた2種類の”スキミヤ”を眺めながら、ゆっくり考えましょう ☆