昨夜、倒れるようにベッドに入り、目が覚めたのは8時前、10時間以上眠ってしまいました。

半分眠りながら2階へ行き、キッチンで水を飲み、「未だ雨が降っているかしら?」と玄関のドアを開けると・・・

霧の世界、雨の音が聴こえます。

私は昨日、始発で横浜の家へ行き、気になっていた事を大急ぎで済ませ、夕方伊東へ戻るの、強行軍を済ませたのです。大雨なのも知っていたのですが、どうしても行きたくて、足をかばいながら強行してしまったのです。無事に戻れてホッとしています。

この10日間、私は本当に色々考え、対策を立て、準備し、完治はしていない足の限界まで動きました。

1週間前に始めたMさんの食事パターンや体調に合わせた食養料理、ヘルパーさんの力を借りてのスタートなので、上手く動き出しているか気になっていました。それに日が直ぐ分からなくなってしまうMさんが、新しいデジタル日めくりに慣れてくれているか・・・

世界中の気候やお天気が変だし、ここ伊豆の山では地鳴りがしたり、それにコロナもどうなるか分からないので、非常時のための用意や備蓄の再チェックと補充を今した方がよいのでは? 備蓄品をネットや地元で買って横浜へ送ったのですが、その段ボールが一杯の横浜の家の玄関を早く片付けないと、Mさんが躓いたり混乱したりの原因になりそう!

そんな心配があったので、大雨でしたが横浜日帰りを強行したのです。

始発で伊東を出て横浜の家に着いたのは朝7時半。出迎えてくれたMさんの顔の浮腫みが無くなっているのに先ずホッとしました。

届いていた備蓄品の段ボールを全部開けてそれぞれの場所に仕舞い、不用になった段ボールの廃品回収ゴミにも間に合いました。Mさんの朝ご飯をチェックしながら準備を手伝い、お昼ご飯のチェックと下準備を済ませた頃、Mさんが見ているアマゾンエコーのニュースで、雨がひどくなると言っているのが聞こえてきました。

電車が止まってしまうかもしれないので大急ぎで伊東へ戻る事にし、横浜の家を出たのがお昼ちょっと過ぎ。途中伊東線が土砂崩れで止まってしまったのを知り、平塚で途中下車して駅前の懐かしのケーキ屋さんのカフェで一休みして復旧を待ちましたが、その後伊東線は終日運休となったので、熱海から代行バスで最寄り駅まで行き、帰宅したのは5時半過ぎでした。

今日、お昼頃、この伊東の家を設計して下さったN建築設計事務所のOさんから「熱海で土砂崩れで行方不明の人が出ているようですが、エミ子さん大丈夫ですか?」と電話があり、熱海で大きな土砂崩れがあったのを知りました。被災者の皆様のご無事を祈る、今の私に出来るのはそれだけです。