前回の続きです。野菜の下準備が終わったら、野菜別に蒸し煮してからオーブンで焼きます。

先ずオーブンを200度に予熱し、天板にオーブンペーパーを敷いておきます。

鍋に入れて、海塩と太白胡麻油をまぶした玉ねぎを火にかけ・・・

なべ底から5ミリくらいの水を入れ蓋をします。

時々蓋をとって水が無くなって焦げ付かないように、水を少し足しながら、7分通りの柔らかさまで煮て火を止めます。

7分通り煮えた時、水分が残らないように、最後は蓋を取って水分を蒸発させます。

用意しておいたオーブンペーパーの上にあけ・・・

重ならないように並べて、200度のオーブンに入れます。

空いた鍋を洗わないで、そこへ水気を切った蓮根を入れ、海塩と太白胡麻油を少々入れ火にかけます。

玉ねぎと同じように水を少し入れ、蓋をして蒸し煮します。時々水を足して焦げ付かないよう注意しながら7分通り火を通し、オーブンペーパーに広げてオーブンに入れます。

塩をして置いた人参は水分が出ているので、出た水は捨てて人参だけ鍋に入れます。太白胡麻油をまぶし、水を少し入れ、蓋をして同様に蒸し煮します。

カボチャ、ズッキーニ、セロリ、等々、水分の多い野菜は塩をしてしばらく置き、出た水分は捨てて煮ます。

人参も7分通り柔らかくなった時に水分が残らないようにして ↑ 、オーブンペーパーに広げてオーブンに入れます。

さつま芋は水を切って鍋に入れ、

軽く塩をふり、太白胡麻油をまぶし、水を少し入れ、蓋をして火にかけます。

焦げ付きやすいのと、崩れやすいので、さつま芋だけは2分通り火が通ったら、オーブンペーパーに広げ、残りの8分はオーブンで火を通します。

だいたい20分くらいで焼き上がりますが、野菜は産地や時期によって火の通り具合が色々なので、串を刺してスッと通るが目安です。オーブンペーパーの上で冷ましてから、保存容器に入れたりお皿に盛りつけまます。

野菜に油をまぶしオイルコーティングする事で、旨味が逃げないのと、オーブンに入れた時表面温度が上がるので、中はふっくら外はコンガリ焼けます。お鍋でオイルをまぶして火を通せば、油の扱いが簡単。それに同じお鍋で次々煮れば、先に煮た野菜の旨味やミネラルを余すことなく使えるのでは?と考えたり・・・ 油物の洗い物が少なくなります。

💛 💛 💛

この焼き野菜の食べ方ですが、肉や魚料理の付け合わせとしては勿論、野菜の少ないカレー(レトルトカレーなど)に添えたり、ピタパンにぎゅ~っとはさんでサンドイッチにしたり・・・ 食べきれないで残りそうな時は、カレーやシチューに生の野菜の代わりに使うと、玉ねぎを炒める手間なしで焼いた玉ねぎの美味しさが出て、素敵に美味しいカレーやシチューになります。

焼く前は相当な量でも、焼くとそんなでもないのにビックリなさると思います。そう!野菜が簡単に沢山食べられる本当に便利な作り置き料理なのです。