先週の日曜日、30年来の友達の持ちよりパーティーがありました。アテネフランセの短期集中クラスで一緒に猛勉強したクラスメイト。高校生、大学生、社会人、個性豊かな頑張り屋さんばかりの10人足らずの素敵なクラスでした。会場はクラスメイトの一人Kさんのお宅、東京都下の住宅街にある緑いっぱいの家に入ると・・・

二階のダイニングルームの大きなテーブルの上には、もう持ち寄りのお料理が並びかけていました。窓の外のテラスには植物が一杯です。

ユリが咲いています☆ プランターでこんなに立派なユリが咲くのです。Kさんのご主人は造園業、お花が好きなKさんは本業の女優をしながらご主人のお花部門を手伝うようになり今は専門家です。この日集まったのは8人、全員が揃ったテーブルは・・・

すごいご馳走です。持ちよりならではの多種多様なお料理、野菜が沢山で嬉しいです。

Kさんのキャベツのサブジ、歯ごたえの残るキャベツとピーナッツの口触りが素敵!

蓮根、オクラ、玉ネギ、豚肉、の串揚げ。Kさんが揚げたてを振る舞って下さいました。

Kさんが育てた胡瓜の塩昆布和え

年代物のアルミ鍋の中は、大根、筋肉、茹で卵の煮込み です。このお鍋は、Kさんが20年以上前に中華料理の先生から頂いたものだそうです。その先生はこの鍋を長く愛用していたという年季の入ったお鍋です。

美味しそうに茹であがった枝豆、本当は枝豆入りのお寿司ご飯にする予定だったのが、ご飯が柔らく炊き上がってお寿司向きでなくなったので、枝豆だけになりました、と、Kさん。

パクチーの白和え。事前にパクチーの苦手な人はいますか?と、お知らせがありました。雑誌の編集長としてとても忙しいのに今回も動いてくれたOさんのお料理です。

鮭の昆布巻きのラタトゥイユ添え、Oさん作です。

紫キャベツのサラダ、当時は美人の高校生、今も全然変わらないMakiさんの創作料理です。Makiさんはヨガで体調を整え、化粧水も自分で作っているそうです。それも全部独学でです。輝くほどの健康美!

キンパ 韓国の海苔巻だそうです。Masakoさんが特に選んで持って来て下さいました。私はこのキンパという海苔巻をこの時初めて知りました。私のためにベジタリアンのキンパをわざわざ別に買って来てくださいました。

これがキンパベジタリアンバージョン。味がしっかりついていてお醤油なしでいただけるし、巻き方も固いので、おつまみにピッタリです。Masakoさんは昨年7年間の介護の後お母様を亡くされました。今は燃えがら状態と言いながら、このような心配りをして下さる方です。

シーズン最後のスナップエンドウの塩ゆでです。私が育てたエンドウです。

網走のお友達から頂いた、これもシーズン最後のアスパラガス

私がマヨネーズ代わりに使っている、中近東の白胡麻のソース、タヒーナを添えました。

揚げ野菜の煮びたし、Tさん作です。Tさんは仕事を止めた後、障害のある子供達のためのボランティアや実家を国際交流のために開放したり、今からの夢ある暮らしのために農大で園芸を勉強中です。

この煮びたしや、他のお料理の友として、最高に美味しい花巻をKeikoさんが持って来てくださいました。蒸かしたてのアツアツに夢中で写真を撮り忘れました。Keikoさんは自分が納得がゆくまで何事も取り組むタイプ。この日の花巻も美味しかったですが、以前素晴らしく美味しいパンも紹介下さいました。フラメンコを習得し、今は演劇のプロデュースの仕事をなさっています。

イタリアのゴルゴンゾーラとマスカルポーネのディップ。行くと欲しくなるのでなるべく行かないようにしているチーズ屋さんのお薦め、と、Tさん。 クラッカーの下の青いものはそのまま食べられるドライのスナップエンドウです。知りませんでした。

デザートは・・・

Miwaさんの手作りの水饅頭、中はこれもお手作りのズンダ餡です。ホットスポットの松戸在住で3.11の後苦しい時期があり、今ようやく元気になったMiwaさん、お心のこもったお菓子を本当にご馳走様。

そしてデザートがもう一つ、Masakoさんがお菓子学校の生徒さんが作ったロールケーキを持って来て下しました。これも写真を撮り忘れてしまいました。

12時にスタートして夜の8時まで、美味しいお料理とお喋りと笑いで、時間は飛ぶように過ぎました。

話は尽きません。でも帰らなくては・・・ 玄関の外まで見送ってくれたKさん、私達は外でまたお喋り・・・名残惜しくて足が進みません。私達は振り返り振り返り駅へ向ったのでした。