ここアトリエのある伊豆の貸農園は標高400メートルの山にあるので、高原野菜が上手に育ちます。セロリもそうで、秋に苗を植えて冬を越し、春に大きくなって、トウが立ち、今から花が咲きます。

一昨日久し振りに貸農園の畑に行ったら、「大変!」トウが立ち始めていました。

 

トウが立って花が咲くと、固くなり香りもなくなるので、急いで収穫です。その日は用事があったので、洗ってから冷蔵庫でひとまず保管して、翌日の午後・・・

自家栽培のセロリは台所に置いただけで、その素晴らしい香りが台所に漂います。私はこのセロリをスープや煮込み料理の時玉ねぎと一緒に炒めて、香りと味出しに1年中使っているので、そのための保存作業スタート☆

普通に売っているセロリは、太陽に当てないようにして軟化させて(ホワイトアスパラガスのように)あります。それで柔らかく淡い色なのですが、、、 このセロリは太陽を浴びてワイルドなので固くて筋が一杯、なので先ず茎の部分の筋を取ります。

筋だけでこんななになりました。

筋を取った茎は小口切り

葉はザクザク切ります

切れました!

そうしたら・・・

ポリ袋にふんわり入れて

口を閉じて、アルミニウムの天板にのせて、冷凍します。

一晩冷凍して凍ったら、ポリ袋の上から固まって凍っているセロリを崩し、袋を閉じ、ジップロックに袋を入れて冷凍庫で保存します。バラバラな状態で冷凍しておけば、必要な量が取り出せます。解凍しないで凍ったまま炒めて使います。

我が家の冷凍庫は霜とりを自分でする、直冷式のボックス型なので、野菜を冷凍しても1年間は変化しないのですが、自動霜とりの冷凍庫では2~3か月の保存だと思います。

畑の野菜は出来る時は出来て、出来ない時は出来ないので、家庭菜園を始めると野菜の保存にエネルギーがいります。いつまで出来るかな~? と、考えながら、今年も1年分のセロリを冷凍しました。