今週末開催の「お袈裟を縫う会」までに、糞掃衣(ふんぞうえ)を完成させる予定でした。ところが袈裟とセットの座具、袈裟を入れる袋、座具を入れる袋、を制作しなければならないを知り大変な毎日が続いています。

刺し子縫いが終った27枚のユニットを繋ぎ合わせて1枚の袈裟にするのですが、「葉」と言う細長い布を、ユニットを繋ぎ合わせた部分に縫い止めて、繋ぎ合わせた縫い代を隠します。

刺し子縫いしたユニットは縮んだり歪んだリしているので、刺し子縫いの一番下のシルクオーガンジーの芯布を微妙に動かして、納まりを調整しながらユニットを繋いで行きます。

神経を使う作業なので毎日クタクタで、夜の作業の後そのまま眠ってしまい気が付くと夜中。慌てて着替えてベットにと言うような毎日です。

食事の用意をする時間も気力もないのですが、ちゃんと食べないと身体が持たないので、料理して食べています。ここ5日間は毎日この「和風ポトフ」。

人参、大根、里芋、白菜、きのこ、昆布、焼きだし、春雨、お豆腐が基本材料。沢山作っておいて、食べる時小鍋にとってその時の気分でプラスαを加えて変化を付けます。この日はブロッコリー、コーン、IKEAのプラントボールを加えました。

使うお鍋は1つ・・・

使う食器も一つ、

ご飯はまとめて炊いておいた雑穀ご飯、白胡麻をかけて保存容器のまま、ポトフに入れながらいただきます。

10月に本格的にテキスタイルの仕事を再開して分かったのは、気持ちに身体が着いて行かないと言う事です。色々な事に予想外に時間がかかってしまい、予定通りに捗りません。

布の仕事は間違ってやり直すと、その部分が伸びたり毛羽だったりして、作業が行い難いくくなり仕上がりも悪くなるので、とにかく間違えないように、石橋を3度叩いて渡るような感じで進めています。

今週完成は無理ですが、今月完成を目標に、袈裟に明け・袈裟に暮れる毎日です。