今年の伊豆の春はゆっくりです。
2回目の目の手術が済んで1か月、3回目の手術まで後1か月、この1か月が私にとって力仕事やホコリ仕事のチャンス。天井から雨戸の裏まで掃除機をかける、高圧洗浄機で洗える場所は洗う、外回りの草刈り、畑の除草。
これを済ませないまま春が過ぎてしまうと、家も外回りも畑も自然の力が勝って、虫・カビ・苔・雑草・灌木etc.に覆い尽くされてしまいます。
計画的に無理をしないよう進めて行こうと思います。
4月半ばに大きくなり始めたシダ、朝晩冷えるので今もこれよりちょっと大きくなっただけです。
4月に半ばに産毛をはらいながら開き始めたゼンマイ、
今、ゼンマイのように巻いていた葉は伸びて立っていますが、葉は全開していません。
門の近くのフキ、フキノトウは終わりましたが葉は今から大きくなるところです。
フキの側に置いてあるチマサンチェ、少しづつ育っています。
チマサンチェの側のハーブの鉢、
手前から「Wormwood・ニガヨモギ」ゴッホが好きだった”アブサン”の香りづけに使う薬草です。
真ん中は「St.Johon’swort」コロナ対策に植えた薬草。
一番奥は「Supeaminto・スペアミント」ベトナム料理に使います。
こちらは同じ分譲地内の貸農園、我が家より100m以上高い標高400mの伊豆山中にあるので、春の訪れも遅いです。
昨年はさつま芋とツルムラサキを植えていました。マルチを全部はがし、畝を立て、EMボカシを撒きました。雨が降って土が充分濡れた後、新しくマルチをかけます。
そこで買って来たのがこの除草シートと留め具。
畝はマルチで覆うので雑草は生えて来ませんが、畝と畝の間の通り道、ここに雑草が茂ってあっという間に通れなくなるのです。通り道は水はけが必要なので、この雑草は通さず水は通す除草シートを畝間に敷いてみる事にしました。
2区画借りている日当たりの悪い方はハーブ類の畑。数年かけて土作りをし畝をたてないでマルチで覆い、必要な部分に穴を開けて色々なハーブを育てています。
奥には「Rhubarb・ルバーブ」が6株、セロリ2株、St.Jhone’swortが少しと三つ葉はあちこちに・・・
濃いピンクの花が美しいエキナセア、コロナ対策のハーブティー用ですが、今年はもっと増やす予定。それにフェンネルが数株生き残っています。
雑然としていますがハーブが自然な形で混在している花園風を目指して試行錯誤中です。
この日は三つ葉を沢山摘んで帰りました。
今は野菜の端境期、それで三つ葉を葉物野菜として食べてみる事にしました。
高野豆腐を煮た煮汁で三つ葉を煮たら、とても柔らくてホッとする美味しさ。翌日は、卵、木耳と一緒に炒めて中華風の一皿に。
今年は春がゆっくりなので、春の香りもゆっくり楽しめ、春の外仕事も急がなくて良く、助かっています。