袈裟を縫い続ける日が続いています。
27枚の刺し子縫いしたユニットを、縦に3枚縫い合わせるのが終わり・・・
次に出来た縦長の9枚のユニットを緯方向に縫い合わせて行きます。
原寸大に寸法を書いた紙の上に袈裟のユニットを置いて、ずれや歪みを補正しながダマシダマシ寸法通りに納め。待ち針を打ちシツケで止めて行きます。
目を使い、集中力も必要なので、長時間は続けられません。
疲れて来たら作業を止めて、ちょっと外に出て気分転換します。
勝手口の外のゼンマイは秋の色に染まり始め・・・
満開を過ぎた野菊は優しい光を放ち・・・
故郷飛騨からやって来たヨメナは眩いばかりに輝いています。
今縫っている袈裟は、故郷飛騨のご先祖様の古い着物で作っているのです。
このヨメナはご先祖様のお墓の近くに住む方の庭からやって来ました。
ヨメナの輝きを見て、私はご先祖様が私を見守り応援して下さっているような気がしました。