気温が高くなって霜の心配もなさそうなので、上の畑のトンネルを外す事にしました。上の畑は標高４００メートル以上の貸農園にあるので、下の畑とは気温が４～５度は違います。夏は高原野菜向きなのですが、冬は防寒対策が必要です。
冬の間は不織布のトンネルでこんな風に覆いました。この冬は寒かったので、この後中央手前の古いサラダミックスにもトンネルをかけ、更に繊細な野菜は不織布を二重にかけました。
先日トンネルを外すと・・・
中の野菜達はこんなに元気でした。
驚いたのは2014年秋に播いて一年以上ご馳走になって、二度目の冬を越したこのサラダミックス・シニアです☆ トウが立ってそれが枯れたその下からまた若い葉が出て来ています。
日本で売っているのを見たことがないこのチコリ、Cicoria Grumolo Campo が、親株の元から生まれてこんなに大きくなっていました。
昨年の秋には弱っていたイタリアンパセリ、復活して素晴らしい香りを漂わせています。
寒い上の畑ではなかなか大きくならないフェンネルも、頑張って冬を越しました。
昨年の秋に播いたサラダミックスは、葉が赤ちゃんだったので霜にやられて茶色くなっていました。でもこれから気温が上がれば元気に葉を茂らせて来るのだと思います。
このセロリは、2014年秋に定植したセロリの脇から出てきた新芽が、親が枯れた後子が育って立派になりました。
2015年6月に播いたサラダミックスです。冬の前に大きくなっていたので、秋播きのサラダミックスのように霜にやられませんでした。
見るからに柔らかそうで美味しそうな葉っぱです。
ブラジル料理に使うコラード・グリーンもしっかり大きくなっています。
台所のシンクに勢ぞろいした冬を越した野菜達。
後ろ左から、コラード・グリーン、ケール、野生のチコリとルッコラ、赤いチコリ。
手前左から、イタリアンパセリ、セロリ、
採れたての冬を越した野菜一杯のブランチのプレートです。黒キャベツとマル麦、ハトムギ、ワイルドライス、ひよこ豆のサラダ。 前回にお話ししたVegan スペイン風オムレツ、自家製のパン、チコリやルッコラのサラダミックス。
サラダミックスの葉っぱで、オムレツや穀物サラダを包んで食べます。ちょっと苦味のある春の味、体が喜んでいる感じで元気が湧き出てきます。冬を越した野菜はパワーが一杯なのだと思います。 ☆ 野菜さん有難う ☆
