今朝のテラスは7度。一晩中吹いた強い風で、柿の木の葉が何もなくなって赤い実だけが木にぶら下がっています。すっかり冬の空気と空。このところ忙しくて畑に行く時間が全然なかったので、久し振りに上の畑へ行ってみました。

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誰もいない貸農園。

木々は落葉し、冬色の空がひろがっています。ここは標高が多分400メートルはあるので、伊豆ですが高原に近い気候。一区画が4×6メートルで、私たちは2区画借りています。

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左はトマトを抜いた後のバージル、最後の収穫をしそこなって葉が寒風で茶色くなっています。真中の奥のインゲンSt.Anna がまだ頑張っていて、今日も少し収穫できました。右の寒冷紗の中には、黒キャベツ、ケール、無結球キャベツ、春菊が順調に大きくなっています。

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先の畑の向かい側のもう一つの畑には、レタスやハーブが元気に育っています。

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何もかけていないのに真緑のフローレンス・フェンネル

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寒冷紗の中をのぞいてみると・・・
無結球キャベツのCollard Green(コラード・グリーン)が、葉をどんどん大きくしています。

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このCollard Greenを育てるのは私の長年の夢だったのです。20代に住んでいたブラジル、そこの代表的な豆料理「フェジョアーダ」。それに必ず添える「コーベ・マンテーガ」、それはキャベツのような小松菜のような青菜の千切りのバター炒めなのですが、これなしでは「フェジョアーダ」の美味しさが半減してしまうほど、そのお料理に合うのでした。そのブラジルのコーベがこのCollard Greenなのです。種がなかなか手に入らなくて、この夏初めて播いてほぼ失敗。その生き残り数株がこんなに大きくなりました。

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カブも不織布の下で大きくなっています。

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手前がコリアンダー(香菜)、その向こうがセルフィーユ、
冬の食卓に並ぶお料理にほんのちょっと添えるだけで、お料理が生き生きします。

この1か月忙しくて放りっぱなしにしていた上の畑、寒冷紗や不織布の下でこんなに元気に野菜やハーブは育っていてくれました。 感謝☆