未だ10月の半ばなのに、朝テラスの温度計は15度を切る日があります。例年の11月末の気温、冬が駆け足でやって来る感じです。寒くなる前に畑の冬支度を済ませようと、先週は時間を見つけては上の畑へ通って、畑の冬支度をしていました。

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やっと何とか冬支度を済ませた畑。 上の畑は水はけが悪いので畝を高くし、それが霜で崩れないように黒マルチで囲いました。 サラダミックス、コリアンダー、カブ、今年最後の種まきをして不織布をかけました。 手前左は昨年10月まきのサラダミックス、左上のトンネルの中には今年6月まきのサラダミックス、 そして右の畝の真ん中はまき終えたばかりのサラダミックスが眠っています。 3世代のサラダミックスです☆

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トンネルの中の今年6月播きのサラダミックスです。このところの大雨や強風で柔らかい葉が傷みがちだったのですが、寒冷紗のトンネルに守られてこれで安心です。

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6月播きのサラダミックスは虫が多い時期なので、虫の好きなアブラナ科のルッコラは消えてしまいましたが、虫がつかないキク科のレタスやチコリは立派に育ちました。

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大きくて柔らかそうなチコリの葉を摘みました。

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畑仕事を終え、暗くなりかけた畑を振り返ると、チコリの花が一輪と虫が一匹。
誰もいない畑に友達がいた、そんな気持ちになりました。

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翌日のブランチのサラダに、昨夕摘んだチコリの葉をザクザク切っていれました。 新鮮な青リンゴのような香りがしました。 採れたての安心な野菜を思いっきり食べられるこの幸せ。

雨や日照不足のせいで、今、野菜がとても高く品薄になっています。 ホームセンターの野菜の苗売り場には「野菜が高いです、育ててみましょう」の張り紙がありました。 育てる方が安上がりかどうかは?ですが、安心で新鮮な野菜を自分で育てる喜びは、かけがえのないものだと思います。