10月になりました!

伊豆の山にも秋の気配です・・・

勝手口前のゼンマイの葉が金茶色になり始めました。

右足首を骨折してから3か月と10日、毎日、毎日、固くなった踝のストレッチ、落ちた筋肉を戻すためのスクワット、歩く練習を室内でしています。室内で靴を履いてです。

この写真を見て気付いたのですが、未だ右足首が少し腫れているのと右足全体が黒っぽくて太いです。この靴には不思議なインソールを入れてあって、なるべく長時間インソールを使うようにとの事なので、朝から晩まで1日12時間近く靴を履いているのです。

クリニックのリハビリ担当のN理学療法士さんから「インソールを作りましょう、時間がかかりますよ」と聞いた時、私は靴屋さんに注文するのかと思っていました。その日クリニックへ行って初めて、N理学療法士さん自身が制作することを知って驚きました。

制作のための工程が先ず不思議でした。両足にテーピングしたりパッドを張り付けて先ず歩く、パッドを調整してまた歩く、両手を横に水平にして何かをチェックする、またパッドを調整する。屈んで、また歩いてみる、また調整する。何をしているのか全然分かりません。30分近くでチェックは終了。

そしてリハビリテーションの部屋の片隅に置かれた機械を使って、その場で製作するのです。機械の側に並んだ本の中に「入谷式足底板」という本が、これがその足底板=インソールなのだと思います。

待合室で待つ事1時間、「出来ました!」と呼ばれてリハビリ室へ。靴に出来上がったインソールを入れて歩いてみて、確かまた調整があったと思います。実はインソールを入れた靴を履いて歩き始めた時の感覚が不思議な感じで、その時の事をあまりよく覚えていないのです。

帰宅して室内を歩いて気付いたのは、それまで歩くと右に右に回って行ってしまうのが止んだ事、右足首の痛みが軽減した事でした。不思議です、まるで魔法のよう!

このインソールは、真ん中のJoyaの靴に合わせて制作して下さったのですが、奥のYONEXの靴、手前のeccoの靴にも、入れて使えます。

インソールを使い始めて3週間、毎週のリハビリの度にチェックがあって微調整があります。身体が変化するからだと思うのですが、今まで痛くなかった場所が痛くなったり、力が入らなくなったりするのですが、インソールの調整をすると止むのです。

朝起きて素足での歩き出しはフラフラしていますが、ストレッチをし、インソールを入れた靴を履いて靴ひもを締め立つと、足がピッタリ床に着いた感じになり「さあ、今日も元気にスタート」の一歩が始まります。

不思議なインソールを紹介下さったB整形外科のB先生、インソールを制作下さったN理学療法士さん、有難うございます。感謝の気持ち一杯です。しっかり歩けるようになるまでインソールと共に頑張ります。これからも宜しくお願い致します☆