1週間ほど家を留守にしていました。 帰宅して台所に立ち最初に作ったのは「甘い野菜のスープ」でした。他に何もなくてもOK、このスープだけをどうしても食べたかったからです。材料は玉ねぎ、キャベツ、南瓜、人参。疲れた体に染み渡るような、毎日食べても飽きない不思議なスープなのです。

留守する前に買っておいた地元産の大きなカボチャを洗って、まな板にのせ、ヘタと底の固い部分をくりぬいて、ヘタの部分に包丁の先を入れて下方へグッと切る・・・切れるはずなのですが・・・

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実の締まった大きなカボチャは固くて、包丁が途中で止まってしまいました。

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切る事も抜く事も出来ません。包丁を何とかしようと動かすと手を怪我しそうです。どうしましょう? 前にも同じ事があってノコギリで切ったら上手くいったのを思い出しました。

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生木を切る園芸用のステンレスのノコギリです。よ~く洗ってガスの火をあてて消毒しました。

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包丁で切り始めた反対側から中心へノコギリでゴシゴシ切って行きます。楽に切れて行きます。

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中心までノコギリで切り込んだら、包丁の切り口が緩んで包丁が抜けました☆

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次にノコギリを中心に差し込んで、包丁で切りこんだ方向に向かってゴシゴシ切って行きます。

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切れました~☆

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よく熟した実の締まった美味しそうなカボチャです。

種とワタをとって、甘い野菜のスープに必要な分を使ったら、残りは少し乾かしてからポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。切ってからでも10日間は保存可能です。甘い野菜のスープに、小豆カボチャに、南瓜は我が家の健康のために必要不可欠な野菜です。大きいカボチャは切るのが大変だし場所をとるので敬遠しがちですが、熟した大きなカボチャは、実も厚く、甘くて、味が充実していて美味しい気がします。それと小さい南瓜より表皮が実に対して少なくなるので、表皮も一緒にスープやポタージュにした時、黄色が勝った明るいスープになるのも気に入っています。

ノコギリがあれば大きなカボチャも楽に切れるので、Mさんの南瓜「雪化粧」が収穫できる9月まで、地元の市場で立派な南瓜を見つけたら色々試してみようと思っています。 ☆南瓜万歳☆