タイトな毎日が続いてダウン寸前になりかけていました。

朝、目が覚めても起き上がれない、、、

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あんまり綺麗な日の出なので、頑張って起き上がって撮った写真です。

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色々な姿の、何だか生き物のような雲が、西から東に流れていました。

私の場合疲れがひどくなると腰に来ます。腰が重くなって体が腫れぼったくなるのです。腎臓に来ているのを感じます。寝ているわけにもいかないので、寝ながら体操をして何と起き上がり、台所へ。ダウン寸前の自分用の薬になる料理を作るためです。

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下準備を終えた材料が入ったお鍋です。何でしょう?

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カボチャ、

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そして小豆です。

この二つを合わせて食養料理「小豆カボチャ」を作ります。

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出来上がった「小豆カボチャ」。

小豆には、排出を促し血液を浄化する働きがあり、疲労回復にも役立つ。「小豆カボチャ」は、腎臓の弱い人や糖尿病の人によいのを、私はマクロビオティックを学んで知りました。小豆カボチャを食べてしばらくすると尿意があり、腫れぼったかった体がスッとして行くのです。

お砂糖もお醤油も使わない、調味料は塩だけなのに・・・不思議に甘いこの「小豆カボチャ」。カボチャと小豆を別々に7分通り煮て、最後に2つを合わせて煮て仕上げてあるので、カボチャと小豆の色、味、香りが生きていて、何度食べても美味しいな~と思います。「小豆カボチャ」は色々な作り方があるのですが、この作り方を教えて下さったのは大久保地和子先生です。

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先生の著書「放射能にまけない!簡単マクロビオティックレシピ88」にある、この「小豆カボチャ」のレシピです。

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2011年、私は茨城県取手市にある大久保地和子先生のマクロビオティックスクールに通っていました。地震被害でスクールは1か月休みとなり、再開後も放射能の不安で、先生も生徒も、心身共に本当に辛く厳しい月日を過ごしました。そんな中一人でも多くの被災者の方にマクロビオティックで元気になって頂きたいという願いで、2011年12月にこの本が出版されました。

この本のまえがきに先生はこう書いておられます。
~ 原点に立ち戻れば、人は生きていけるし、自然に反すれば、生きてはいけないのです。~

震災後5年以上過ぎ、私達は生きる事の原点を、時には、忘れそうになっている気がします。常に原点に立ち戻り、この大地にしっかり立って、心身ともに健康に生きなくては☆ 久しぶりに先生の著書を読んであらたな元気を頂いた私です。

次回はこの「小豆カボチャ」の作り方を写真と一緒にご紹介したいと思います。