袈裟を縫う日が続いています。
縦方向に9枚縫い合わす作業が終わって、29枚のユニットがとうとう1枚の袈裟になりました。
これに裏をつけ、周囲に縁を付け、肩ひもを付ければ出来上がりです。
出来るだけ軽く仕上げたいので、裏地は黒のシルクオーガンジー。
27枚のユニットを繋ぎ合わせた表と裏地を合わせ、シツケでとめ一体化させます。
縁にする長い布を作り、これを袈裟の周囲に縫いとめて仕上げます。
種類の違う絹の生地を、動かないようにシツケするのは県単ではなく、シツケした部分を特殊な返し縫で一針一針縫うのにも時間がかかります。
食事は「一菜」か「一汁一菜」が続いています。
ポトフに飽きたので、冷蔵庫にあった、もどした干椎茸、人参、大根、コンニャク、筍の水煮で、和風の煮物を大鍋一杯作りました。
昆布と焼きだしのダシに白醤油で味を付け、高野豆腐も入れて、野菜と蛋白質が一緒にとれるようにしました。
ご飯を炊く時間がないので・・・
非常用に買ってあったパックご飯のお赤飯を食べています。
織物もそうですが、縫物も、手抜きしたりスキップしたり出来ない仕事、絶対時間が確実にかかります。
完成まで後一息です。