胡瓜が大きくなり過ぎていないか気になって、朝早く上の畑に行きました。 山の上の貸農園で車を降りると、静けさが漂っていました。 自然と自分の間に邪魔するものが何もない、頭の中が透きとおって、山や木々と自分が一体になったような、そんな感じです。 雲の合間から不思議に白い太陽が輝き、農園の野菜たちは先日降った雨のせいか、伸びをして深呼吸しているようでした。

胡瓜を採ってから、レタスやハーブを摘みました。

150817Web1

籠いっぱいの収穫した野菜をかかえて家に戻りました。 そして、それからが一仕事、葉物は水で丁寧に洗い、浄水器の水に暫くつけて水上げさせます。

150817Web2

本日の収穫。

150817Web3Bjpg

韓国のレタス、チマサンチェ

150817Web4

バージル

150817Web5

青紫蘇

150817Web6

コリアンダー

150817Web7

日照りの後の雨で、いびつになったズッキーニと胡瓜

この水上げさせた野菜を、それぞれに合った方法でパックして冷蔵庫に保存します。 そうすると野菜がいつまでも元気で、冷蔵庫から出すだけで採れたてのようなレタスやハーブが直ぐに使えるからです。 次回はそれぞれの野菜のパックの仕方をご紹介します☆

今日は終戦記念日でした。 お昼に市の広報から「黙とう」のお知らせが流れたので、Mさんに声をかけて二人で黙とうしました。 戦争には勝ち負けはなく、破壊と悲しみがあるだけです。 平和を願わない人はいないのに、未だに戦争が絶えることのないこの世界。 人間だけが争っています。 その人間を自然はじっと見ている気がします。

日常の小さな事ひとつひとつに平和に対処してゆく、この積み重ねが平和な世界の種になると私は思うのです。 農薬を使わず微生物やコンパニオンプランツの力を借りて育てる家庭菜園。 無理に収穫をあげようとしないで出来たものを感謝して大切に頂く毎日の食事。 家にも道具にも愛を持って接し、清らかで美しい我が家をつくる。 一番難しいのかもしれない人間にも、常に心に愛を持って接して、平和な関係を維持する。 自分が平和でなければ、自分の周りが平和でなければ、世界の平和はないと、今日も畑仕事や家事に精を出す私です。