今朝のリビングの窓からの景色、小雨です。

「良かった!昨日植木屋さんが入って木の伐採を済ませられて」思わず心の中で叫んでしまいました。

鹿猪除けの金属柵の見積もりが諸処の事情で遅れ、ようやく決った柵が来週配送なのです。その前に敷地内の邪魔になる木の伐採をお願いしていたのですが、なかなか日が決まらないでいました。

昨日の朝、管理事務所から「今日植木屋さん入ります」の電話。その15分後に職人さん到着だったので大慌てでした。私は、伐採する桜にはロゼのワイン、コナラにはラム酒を捧げて、大急ぎでお祈りを済ませ、それから作業に入って頂きました。

敷地内の大きくなる木の幼木、放って置くとあっという間に手に負えなくなるので、心を鬼にして全て伐採です。

例外は山椒の木で、残してもらうようお願いしました。「何本ありますか?」と植木屋さんに聞かれたのに分からなかった私。後で数えたら7~8本ありました。

急斜面の崖に生えている山椒の木の芽を採るのは簡単ではありません。

足元は不安定だし、鋭いトゲがあって木に掴まる事ができません。

上の方の芽はとても採れないので、下の方の手の届く枝の葉だけです。

やっと採った山椒の木の芽、これで木の芽和えの味噌を作ります。

バージルペーストのバージルをサッと湯がくと変色しないのを思い出して、塩湯に1秒ほど通してザルに上げ冷水で冷まして絞って使いました。

材料は山椒の芽と白みそ

そして・・・

茹でてあった小松菜の菜花。山椒の芽だけだと緑色が足らないのと刺激が強すぎるからです。

材料全部を小さなハンドプロセッサーに入れてスイッチ・オンで出来上がりです。

味噌が少し固めの方が、筍と和えると水分が出て丁度よくなります。

筍の煮たのを角に切り、木の芽味噌で和え、採れたての木の芽を上に。

残った木の芽味噌はラップに挟んで冷凍しました。

これで木の芽和えや木の芽田楽が直ぐに出来ます。

山椒の芽は季節の物だから美味しいのですが、その季節中に何度も作るのは面倒。特に一人の1回分を作るのは不可能に近いです。

Mさんが老人ホームに入所して始まった私の一人暮らし、一人分の料理を美味しく楽しく作れる様に早くなりたいです。