Mさんが下の畑からカボチャを採ってきました。
大きいのは2.5キロ近くあります☆

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大きくて丸いの、小さいオムスビ型、ひょうたん型、、、、
畑にはへちま型もあるそうです。

播いたのは「雪化粧」というカボチャの種、1種類だったはずなのに、こんな風に色々なカボチャが出来ました。 芽が出て葉が茂りだした時から何だか変だったのです。 斑入りの葉と、そうでない葉がありました。 Mさんに詳しく尋ねると、買った種と、食べて美味しかったので私がとっておいた種を播いたとの事。 買った種は「雪化粧」だし、私がとっておいた種も「雪化粧」です。

「雪化粧」 メーカーの説明
粉質で食味の良さには定評がある白皮種です。果実は2.3kg前後の偏円形で、果肉はやや淡い黄色、ゆでると鮮やかな黄色となります。開花後50日前後で粉質度、食味とも最高になります。収穫後の腐敗や肉質の劣化が遅いので、収穫後3カ月くらいまでおいしく食べられます。

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この大きいカボチャは2.3キロちょっとあります。 形、色、大きさ、まさに「雪化粧」です。

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この小さいのは真っ白、放っておけば2キロ以上の「雪化粧」になるのかもしれません。

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不思議なのは、このひょうたん型やへちま型です。 Mさんに聞くと丸いカボチャより沢山この長いのが畑で大きくなっているそうです。

不思議に思って「雪化粧」について調べてみました。 そして同じように食べた「雪化粧」の種を播いた方の記事をみつけました
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食べた「メーカーに問い合わせたら、『完全に雑種カボチャになっていると思いますので、採集した種子からは同じカボチャは出来ませんし、カボチャが実っても味もダメでしょうね。』との、ダメ出しを受けて落ち込んでいます。
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それに対しての読者の励ましの回答
雪化粧は一代交配種(f1種)なので交雑していなくても、もともとが採種した次世代の殆どは親と性質が異なってしまう品種となります。 このF1からの種子は、様々な品種が出てきます。美味しくなかったり、病気に弱かったり、温度変化に敏感だったり。なので、メーカーの言われるダメとは、そういうことです。ただ、全てが違う品種になるわけではありません。割合的には、色々でしょうが、100本あれば、何本かは同じになりそうです。

F1種についてはいろいろ聞いていましたが、今回の「雪化粧」で、それがどういう事なのかを実際に経験してショックでした。

残暑お見舞いをアップした日の翌朝は、気温が18度まで下がりました。 8月の伊豆でです。 お天気が変なので今まで通りに野菜を作ってもうまくゆきません。 それで急きょ、気温の変化にも強く、タフで、早く育つ, F1でない固定種の野菜の種を選んで注文しました。 実を結んで次世代の種をしっかりGiftしてくれる固定種は、自然だし安心な気がします。