書斎の大整理の毎日で、ブログがアップ出来ないでいました。

10日間かかって、今日それが終わりました。

この大整理の始まりは・・・

この150×225cmの作業台を、仕事場に広げられるようにするためです。

先月末刺し子縫いが終わった袈裟「糞掃衣・ふんぞうえ」のユニットを、出来上がりの大きさに並べて縫製するために、広い作業台が必要だったのです。

スペースをつくるには作業場に置いてある物を片付けなくてはいけない。そのためには作業場の隣の倉庫を整理しなければ。

倉庫にある非常用のストーブ等々”織物と関係ないもの”を何処に保管しようか?

それで私は、横浜の家から運んだ段ボールに入ったままの荷物や、あまり使わない物を置いていた、Mさんの書斎を大整理する事にしたのです。

最初は何処から手をつけて良いかわからない状態。

物の絶対量を減らさないと物が停滞し、”Well Organized”な生き生きした家にはならないので、先ず使わなくなった物を処分する事から始めました。

書斎に15年間鎮座していた非常時用にと買った”大人用三輪車”、骨折を3回もした私は非常時でも乗る事はないので先ず処分。

読まなくなった本、不要になったファイルや書類! 分譲地の施設の図書コーナーで読んで頂けそうな本はそこへ運び、それ以外は廃品回収の小屋へ。未だ体のバランスが悪いので、転ばないよう注意しながらユックリ&ユックリです。

Mさんの蔵書を整理し処分するのは辛い作業でした。この本を読むMさんはもう居ないのを片付けながら自覚出来、現在のMさんと向き合い明るく生きようと自分を切り替えられました。

整理が終わった書斎。

Mさんの机の脇の衝立はお友達の作品、非常用ガスストーブ2台と処分出来なかったご先祖の書類や道具がこの裏に積んであります。

Mさんのバトミントンのトロフィー、磨いてからリボンを新しくして、書棚の片隅に戻しました。

家中が整理されて清々しく生き生きして来ました。10月1日の織物再開は間に合いませんでしたが、再開のための準備はほぼ整いました。