6月も、もう1週間が過ぎてしまいました。鹿猪除けの柵が設置され、敷地内の植物が伸び伸び成長し始めて喜んでいたのも束の間、今度は植物が茂り過ぎて通路をふさぎ始めました。草刈りが必要です。

緑、緑、緑、、、 鳥の声、風の音、生命のシンフォニー、満ち溢れる生命力に圧倒されそう。体調が未だ元通り出ない私は、この自然の変化について行くのがやっとです。

↓北斜面で地温が低い我が家の紫陽花も咲き始めました。

5月末、自分の体調とお天気を見計らって、Mさんの面会に横浜へ行って来ました。老人ホームのMさんの部屋のあるユニットへ行くと丁度入浴中でした。浴室の前の半パブリックスペースでしばらく待つと、スタッフに付き添われてサッパリ気分のさんが登場。

調子良さそうなので、この日も外出する事に決めました。ホームの昼食をキャンセルして、車椅子を借りて、タクシーを呼び、向かったのは4月と同じ新横浜駅。場所も前回と同じ駅ビルのロイヤルホスト、変りっ映えしませんが仕方ありません。駅ビルには自然食ビュフェ、インド料理、Mさんの好きなハンバーグのお店もあるのですが、車椅子での出入りや身障者用トイレを考えると、女一人の介護ではそれらのお店での食事は大変そうで、ファミリーレストランが無難なのです。

今回も出入り口の脇でレジにも近い、車椅子も側に置ける、前回と同じ席に案内されました。

前回は選びきれなかったメニューですが今回はだいぶ慣れたので、肉の好きなMさんは”ステーキランチ”、私は”ベジタブルカレー&雑穀ご飯ランチ”。Mさんはパンが好きなのでご飯でなくパンにして、ガーリックトーストを追加注文。

マッシュポテトの上にのせられたステーキは切ってあるのですが、Mさんはそれを一口に切れない様子。それで私はバックにしのばせてある小さなハサミでステーキを一口大に切りました。ついでにパンも食べやすい厚さにカット。

Mさんはご覧のような食べっぷり。ホームの食事は健康第一の薄味なので、時々のこんな食事が美味しく感じられるのでしょう。

Mさんのランチについていた’スイートポテト”

「お腹一杯で食べれない、エミ子にあげる」と。私は例のハサミでそれを4つにカット、1つ食べると繰饅頭の様で美味しいのでMさんに味見を薦めました。するとMさんは1う、また1つ、また1つ、全部食べました。Mさんは甘いもの好きなのです。

食後、身障者用トイレで用を済ませ、同じ駅ビルにある三省堂でメモ帳とボールペンを買い、横浜土産売り場で同じユニットの方々に赤レンガ倉庫にちなんだお菓子をお土産に買って、老人ホームに戻りました。

横浜の都市計画に携わって来たMさん、今月の面会は横浜中心地に連れて行けたらと思うのですが、私一人の介護では難しいかもしれません。