干し芋づくりの続きです

伊豆は湿気が多いので湿度の低い日(40%台)が続きそうな時に干し芋を作るのですが、北斜面に建つ我が仕事場はこの時期直射日光が室内に差し込まず、天日干しが出来ません。それで ・・・

1階のアトリエにある石油ファンヒーターの前に並べて乾燥させます。

30畳用の石油ファンヒーターなので強力です。

温風だと天日のようにじっくり干せないので、表面が乾いて固くなっても中が生干し状態になります。それで一晩ヒーターを切り、内部の湿り気が全体に及んで柔らかくなったら、ヒーターをつけ再度乾かします。

その時の湿度によりますが、だいたい2~3日で干し上がります。欲し過ぎると固くなるし、生干しだと甘味が足りません。

干すと大きさは60%くらいになりま。

ポリ袋に小分けにして、なるべく空気を抜き口を閉じます。

第1回目は1袋300gにしてみました。

9袋、約2,7kgの干し芋が出来ました。

何日か後にもう1度同じことを繰り返して、さらに3,9kgの干し芋を作りました。

赤く囲った部分が2回目、1袋250gにしてみました。1回目と2回目を合わせて6,6kgの干し芋の出来上がりです。

干し芋は生芋の25%の重量という事なので、生芋だと30kgです。昨年収穫したさつま芋”パープルスイート”は、殆どがこの干し芋となりました。

出来た干し芋は冷凍保存し、食べたい時出してザルに広げお日様に1日当て、更に甘味を出していただきます。