半月もブログをお休みしてしまいました。慌ただしい毎日が続いていて落ち着いてパソコンに向かう余裕がありませんでした。

8月初めにMさんが転倒して手の指の腱を切り、その後どうも体調が良くないのでお盆明けに病院へ行ったところ、Mさんに具合の悪いところが見つかり、その後精密検査が続いています。病院は予約がなくても行ける、予約があっても待つ、本当に一日仕事なのが分かって来ました。Mさんもグッタリですが、付き添いの私も疲労困憊です。

台風15号が関東を襲った時、私は用事があって伊豆の仕事場に戻っていました。天気予報では雨も風もたいした事無い表示だったので、家の周りの吹き飛びやすいものを片付け、雨戸を閉め、早めに夕食を済ませ、洗い物をして、断水に備えて一応ヤカンに水をいれました。

ベッドに入って眠ろうとしたのですが、23時過ぎ頃から風がドンドン強くなり停電にになりました。テラスに吹き込んだ雨水がその下の寝室の壁を伝わって雨漏りして来ます。懐中電灯を片手に、非常持ち出しを側に置いて一睡もしないで朝を迎えました。

明け方風が収まったのでテラスを見ると・・・

テラスはビショビショ、いつもなら飛び散った木の葉や枝で一杯なのに、この春家の周りの木を切ったので風当たりは強かったけれど、飛んで来るものは少なかったです。

それでも、細かくちぎれた木の葉が窓や外壁、ドライエリアに沢山くっついています。これを乾かないうちに洗い流さないと取れなくなります。停電は続いていましたが、断水にはならなかったので、午前中いっぱいかかって家の外の片づけと洗い流しをしました。

電車も止まっているのでしょう、外は吹き返しの風の音だけで静かです。インターネットも繋がらなくなって伊東市のお知らせや災害情報も読めなくなりました。緊急時のラジオをつけてみたのですが、知りたい情報は流れていませんでした。

今回一番役に立ったのは、写真にはないのですが懐中電灯

次に非常時用の大きなローソク、とても明るいのと小さくても12時間点灯なのです。手回し充電のランタンは疲れるのが分かりました。それに携帯ラジオ、これは手回し充電も出来ますが電池があったのでそちらを使いました。

この日は横浜に行く予定だったのですが、電車は止まっているようだし、ネット検索も出来ないしで、結局山を下って無人の駅まで行き、駅のインターフォンで駅員に伊東線の運行状況を聞きました。

必要な情報は必要な場所に必要な時届かず、いざという時は直感とマニュアルなのを実感しました。