横浜の家の改修工事がちょっと遅れています。

先月末、工務店さんから送られてきた写真です。

ペンキ屋さんが軒先の板を・・・「鼻隠し板」と言うのだそうです・・・ 塗装しようとしたら、腐っているのが分ったとの事。

腐っている「鼻隠し板」を撤去して、新しいものと交換してから、次の工程に進みますとの連絡でした。

後日現場へ行った時に、撤去した「鼻隠し板」を見せて頂きました。この板の上に取り付けてあった雨樋を支える金具の取り付け方に問題があって、その金具を伝わって雨水が板の方へ入って腐ったのだろう、と、工務店さん。

小さなミスが、長い年月の間に、こんな風になるのです。

内側がボロボロに腐ってしまった箇所もあります。

見つかってよかった、そしてそれを今回取り替えられてよかった、感謝です☆

見つかったものが他にもあります。

サビサビの鉄の水道管、50年でこんな風になるのです。 元の形が分らない程腐食しています。

中もサビサビで水の通る穴がこんなに小さくなっています。 私達はここを通った水を飲んでいたのです。鉄分の補給になっていたかも知れないけど・・・ 浄水器を使っていてよかったと思いました。

掘り出した50歳の水道管。こんなにボロボロなのに破れて水が噴き出さなかったのは、昔の鉄管が分厚かったからだろうと水道屋さんが話されたそうです。

家が人体のように思えてきました。日頃の手入れは勿論、定期検診して、早期発見と治療をすれば、元気な生き生きとした家になる。今回の修理で具合の悪かった箇所が見つかり、それを治す事が出来て本当によかった、何だか気持ちがスッキリしてきました。