先週、横浜の家にお客様がありました。

私は前日横浜へ行き、ず~っと気になっていた食堂の障子貼りをしました。小さい頃お手伝いでして以来、何十年ぶりです。糊の煮方、紙のあて方、紙の切り方、うる覚えだったのですが、何とか無事に終了。

和紙を通した光の綺麗な事、障子ってよいものだな~、と、見直してしまいました。

改修前のこの部屋は・・・

昔は和室だったのを板張りにして、私の仕事場として使っていました。

このテーブルは、元和室の部屋の雰囲気にあうものを捜しに捜して、英国アンティークのネットショップ「ブリティッシュ・ビンテージ・プラス」で見つけました。

昨年の夏横浜の家に到着した時のテーブル、4人がけで、伸ばすと8人がけになります。

その後、修理済みの鯨の尾の形をした足の部分が、剥がれて開いてしまっている事が分りました。ショップに相談すると、近くなら直ぐに再修理に伺うのだけれど、遠いので無理。それでこちらで修理して修理代を請求する事になりました。修理できる人をどうやって探せばよいか・・・

家の修理をお願いしていた工務店さんに先ず相談してみると、工務店さんの建築学科のクラスメイトで家具職人の弟子入り経験のある人がいて、横浜の家のすぐ近くに住んでいるとの事☆

その後、そのお友達と工務店さんが3回も通って、この微妙なカーブをした鯨足のテーブルを再接着して治して下さったのです。

椅子はインテリアデザイナーだった叔父がデザインした、これも50年以上前のものです。今回この椅子も修理して張り替えました。

修理する前は、こんな状態でした。

椅子の修理と張り替えをお願いした(株)湊工芸の社長さんが、「生地を張り替えるだけでなく、木部を塗装し直すと、見違えるようになりますよ。」のお言葉に心を動かされた私。予算と相談しながら、このマホガニー材の椅子4脚だけ塗装のし直しをお願いしました。

食堂のテーブルと椅子だけでも、本当に色々な事があり、沢山の方のお力を借りました。

先週の会食は総勢11人、果たして8人掛けのテーブルを囲めるでしょうか?

11人ちゃんとテーブルを囲めました☆ テーブルが楕円でカーブしているので、肩が触れ合うこともなく、です。

この日のメニューは、セルフサービスのクレープ☆ 全員が全員の顔を見ながら和気藹々と、楽しく美味しい時間でした。