暑い日が続きます。朝の散歩開始時間が日ごとに早くなっています。

この日は散歩から戻ると、我が家の門回りの植物が、未だ低い朝日を浴びて輝いていました。

植木鉢に植物を植えると散水が大変なので極力避けていたのですが、今年はこの出入り口付近に植木鉢が一杯です。

未だ貸農園に通って野菜作りに励めるほど骨折した両足が完治していないので、ちょっとあると便利なハーブ類や簡単な野菜を鉢で育ててみようと思ったのです。今年の貸農園は手間のかからないものだけ、夏は薩摩芋、冬は大根です。

これはツルムラサキ、横浜の家の畑から苗を持って来ました。

横浜で毎年食べきれないくらい育っていたツルムラサキですが、Mさんが畑が出来なくなって、今年は畑にマルチを敷いて休耕にしていました。

そのマルチの隙間から芽を出していたツルムラサキを見て、愛おしくなって土ごと一つかみポリ袋に入れて伊豆へ持って来たのです。

伊豆の我が家は急勾配な北斜面に建っているので日当たりが悪く、太陽が当たって植木鉢が置けるのはこの門の前の出入り口だけなのです。

なので、こんな風に置けるだけ置いています。一つの鉢が大きいのは、散水の回数が少なくて済むのと動物や風に鉢がひっくり返されないためです。

付近を鹿が集団で闊歩し油断すると入り口から入って来るので、ネットで覆ってあります。

このトゲトゲのユッカ、ローズマリー、それにウエストリンギアは、鹿が食べないのが分かったのでネット無しです。

昔、鉢植のスペアミントを道路の側に置いておいたら、こんな風に舗装道路の隙間に拡がってしまいました。長年それを利用していたのですが、強烈な香りのミントも鹿は食べるが昨夏分かったので・・・

今年は春に、伸びて来たランナーを植木鉢に移植しました。1か月でこんなに大きくなりました!、

青シソも大きくなり始めています。

ここに置いた大きな鉢はイタリアンパセリですが、油断すると鹿に食べられるので、ネットを鉢底にまで廻して厳重にしました。

大安心なのはローズマリー、鹿は大嫌いのようで一度も食べられた事がありません。

この美しいシルバーリーフの植物は、オーストラリアからやって来たウエストリンギア

ローズマリーの仲間らしいのですが、これも鹿は大嫌いのようです。

骨折とコロナ禍で買い物へ自由に行けなかった昨年、一番困ったのは新鮮な葉物とハーブ類でした。何度ヘルパーさんにレタスと青シソの買い物をお願いしたことか・・・  葉物は栽培期間が短く深く耕す必要もないのでプランターでも大丈夫。ハーブ類は丈夫で育てるのが簡単、少しあるだけでお料理がイキイキして美味しくなります。葉物やハーブを家の周りに育ておくと重宝するのが、昨年、身に浸みて分かりました。

コロナが今後どうなって行くのか? また買い物が不自由になる事があるかもしれません。鉢やプランターで葉物やハーブを育てるのは楽しく喜びですし、日々のお料理がイキイキ美味しくなるのですから、色々試してみようと思います。