忙しい日が続きブログをアップできないでいるうちに、春になりそうな気配です。季節外れのテーマにならないようにに大急ぎで、このVegan(ビーガン)純菜食のすき焼きをご紹介したいと思います。
これが我が家の肉も卵もなしの Veganすき焼き です☆ 鍋物は肉や魚介類を一緒に煮て、そのうま味で野菜を煮るが基本ですが、そのうま味の元の肉や魚介類なしのVeganの鍋物には工夫が必要です。このすき焼きでは牛肉の代わりに車麩、すき焼きらしいコクを出すために牛蒡、甘辛の甘みと全体の旨味のために玉ネギを入れています。
材料です。牛肉の代わりの車麩、コクに牛蒡、甘みの玉ネギ。 後は普通のすき焼きの材料とだいたい同じ。この時は春菊を畑に採りに行く時間がなかったので白菜、焼き豆腐の代わりの水切り押し豆腐、白滝、葱、エノキです。
先ず牛肉の代わりに使う車麩の油焼きについてです。
車麩は沖縄から東北まで色々な産地があり、固さや口触り味も色々です。このすき焼きには、シッカリ焼いてあって全粒小麦で存在感のある、この Ohsawa の車麩が一番な気がします。
牛肉の油っこさをだすために、この車麩をもどす前に乾いた状態で先ず油焼きします。
鍋に油を入れ、車麩を並べ中火にかけます。ほんのりきつね色に焼けたら裏返し・・・
もう片面も焼きます。焦げやすいので注意します。
そろそろいいかな、となったら火を止め、
おろし生姜(冷凍してあるもの)と、焼きだし を入れ、
水を車麩の厚みの半分くらいまで入れ、お醤油を少し加えます。
水の量はこの位です。このまま15分ほど置いておきます。
15分後、車麩が生姜お醤油入りのダシを全部吸ってこんな風になります。
調理ばさみで三等分に切ります。
牛肉の代わりの車麩の油焼きが出来上がりました。
お鍋は洗わないで、後で水を少し入れてゆすぎ、すき焼きを煮る時に使います。
次回はすき焼きのコクを出す、炒め牛蒡についてです。