昨日は粉類を合わせて冷凍するまで紹介しましたが、今日はそれに液体類を合わせて成型して焼くところを説明します。全体のレシピをもう一度書きます。
レモン＆ジンジャー・スコーン
＜材料＞ 8個分
・薄力粉 150g （カップ1 と1/2）
・全粒薄力粉 50g （カップ1/2弱）
・コーンミール 50g （77cc）
・ベーキングパウダー 7g （小さじ2弱）
・塩 2g （小さじ1/2弱）
・レモンの皮 10g （約1/2個分）
・生姜 7g
・甜菜糖 10g （大匙１）
・豆乳 80g （80cc）
・レモン汁 小さじ1弱
・甘酒 45g （50cc）
・なたね油 40g （45cc)
＜作り方＞
① 薄力粉、全粒薄力粉、コーンミール、ベーキングパウダー、塩をフードプロセッサーに入れ、３～５秒プロセスします。 これをポリ袋に入れて口をしばり、更にジップロックに入れて冷凍します。 半年は保存可能です。
② 焼きたい日に、フードプロセッサーにレモンの皮、生姜、甜菜糖を入れ、２～３秒プロセスします。 そこへ豆乳を入れレモン汁を加え１～２秒プロセス、さらに甘酒と菜種油を加えて３秒プロセスします。 これを容器ごと冷凍庫に入れて５分ほど冷やします。
③ オーブンを200度に温めておきます。
④ ボールに①の粉類を入れ、そこへ②の液体類を加え、ゴムべらでサックリ合わせます。 これを先のポリ袋にもどし、袋の上から手で押さえてボール状にし、冷蔵庫で５分冷やします。
⑤ ５分たったら④を取り出し、ポリ袋の上から手で２センチ厚の真四角にだいたい形作ってから、薄く小麦粉（分量外）を振ったオーブンパーパーの上に取り出し、スケーパーと手を使って２センチ厚の真四角にし、それを８つにスケーパーで切り分けます。
⑥ 200度のオーブンで約１５分、表面がきつね色になるまで焼きます。 焼けたらオーブンから取り出し、網やザルの上に移して冷まします。
液体類の材料：菜種油、豆乳、甘酒、レモン、生姜、甜菜糖
防かび剤のついていない国産レモンの皮をピーラーでむきます
フードプロセッサーに、レモンの皮、生姜、甜菜糖を計って入れ
2～3秒プロセスしてみじん切りにします
フードプロセッサーの容器を本体から外してスケールの上に置き、ゼロ表示にします。
そこへ豆乳とレモン汁を入れフードプロせーーにかけて1秒プロセスします。
レモンの酸で豆乳にとろみがつきます。
フードプロセッサーの容器をはずしスケールにのせてゼロ表示にし、そこへ甘酒と菜種油を注意しながら少しずづ分量いれます。 フードプロセッサーにまたのせて、2秒ほどプロセスして混ぜ合わせます。
フードプロセッサーの容器ごと冷凍庫に入れて5～10分よく冷やします。
→ この日は暑かったので、次に使うボールも一緒に冷やしました。
先に計量して冷凍保存しておいたスコーンの粉類、冷えたボールと液体類
ボールに粉類をあけ
液体類を一度に入れます
ゴムべらで練らないように、水分を粉に吸収させるようにサックリ合わせます。
粉が水分を含んでこんな風になったら
粉類が入っていたポリ袋にもどします。
袋の上から両手で雪玉を作るように押さえてボール状にまとめ、
空気を抜きながら口を閉じます。
これを冷蔵庫で5分間休ませます。 →粉全体が水分をまんべんなく含んでまとまります。
5分たったら取り出し、ポリ袋の口をほどいてから、袋の上から手で2センチ厚さの真四角にだいたい形作ります。 それを小麦粉（分量外）を軽くふったオーブンペーパーへタネ置き、
スケーパーと手で2センチ厚さの真四角にします。 いじりすぎないように注意。
真四角に成形できたら、スケーパーで半分に切り、
それをもう半分に切り、
それを三角に半分に切ります。
オーブンペーパーごと天板にのせ
200度のオーブンで金色の焦げ目がうっすらつくまで、約15分焼きます。
焼けたら、取り出し、網にのせて粗熱をとります。
もっと簡単に作るには：
このスコーンを焼くたびにレモンの皮と生姜を用意するのは面倒です。 それで私はレモンの皮をまとめて甜菜糖を少量入れてフードプロセッサーにかけ、ガラス瓶に入れて冷凍保存しています。 このスコーンだけでなく、お菓子作りに便利です。
生姜も、買ったら、皮ごと全部フードプロセッサーで、おろしたような細かいみじん切りにしてしまいます。 それをラップにはさんで冷凍し、板状にしたものを更にジップロックに入れて冷凍しています。 必要なだけパリンと割って使えて便利です。 冷奴や炒めものにも使えます。
この冷凍のレモンの皮と生姜使ってスコーンを作る時は、フードプロセッサーは使いません。ボールに凍ったレモンと生姜を入れ、そこへ豆乳とレモン汁を入れ小さな泡だて器で混ぜとろっとさせ、甘酒、菜種油を加え更によく混ぜ、そのボールを冷凍庫に入れて、冷たい液体類を作ります。
失敗なく作って頂きたくて説明が長くなってしまいました。 このスコーンは白砂糖はゼロ、甜菜糖は使っていますがスコーン一つに１ｇちょっとです。 精製された砂糖は血糖値を急に上げ体の負担になりますが、ご飯に近い甘酒はゆっくり吸収され体に優しい甘みです。 大人のアフタヌーンティーにだけでなく、子供たちの毎日のお八つにピッタリなスコーンだと思います。 忙しいお母さんに、このレシピをプレゼントしたいな、と、思います☆
