前回書いた「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当」大森一彗著にある、”黒豆昆布”の作り方です。
この本には効能として「膀胱の萎縮をゆるめる作用があります。また、抗酸化力が強い黒豆に血液浄化力の強い昆布を合わせることで、陰陽の調和がととのいますから、ガンの予防食にもなります。常食すると血液の酸化が改善され、婦人科系の病気や現代病になりにくい体質をつくってくれます」とあります。
黒豆昆布
<材料 >
黒豆 1カップ
昆布 20センチ角
醤油 大さじ1/2+1
自然塩 小さじ1/2
水 4カップ
<作り方>
①洗った黒豆を圧力鍋に入れ、分量の水と塩、醤油大さじ1/2、2×3センチに切った昆布を加えて火にかけます。
②沸騰したらそのまま2分、その後弱火に加減し、15分煮たら火を止め自然放置。
③圧が抜けたら蓋をとり、豆が充分柔らかくなるまで煮て、残りの醤油大匙1を加えて煮切ります。
先ず昆布を2×3センチに切っておきます。
昆布の量は20×20センチとありますが、昆布の厚さによって大きさは違って来るので・・・ 手持ちの北海に嫁いだお友達のお手製の昆布は厚さが薄いので、
このくらいにしてみました。
黒豆を1カップ、洗ってから圧力鍋に入れます。
そこへ切った昆布を加え
水と塩、醤油大匙1/2を入れ
蓋をして火にかけます。
この時使ったのは、カムカム鍋と言う土鍋を圧力鍋に入れて湯せんで使う方法です。玄米ご飯をこの方法で炊くと焦げたりの失敗がないので、体調がダウンでボンヤリの今の愛用品です。
沸騰したらそのまま2分、その後弱火に加減し、15分煮たら火を止め自然放置。
圧が抜けたら蓋をとり、豆が充分柔らかくなるまで更に圧力をかけないで煮るのですが、カムカム鍋は直火にはかけられないので、別鍋に移し
豆が柔らかくなるまで煮て、醤油大さじ1を加えて煮切ります。
鍋を替えて弱火にかけ、洗濯をしようとちょっと台所を離れたら、煮詰めすぎてしまいました! 昆布が溶けてなべ底に張り付き焦げる寸前でした。
体力も注意力もマダマダ、1回に1つの事しか出来ないのを実感、反省です。
焦げなかったのが幸い。「煮詰め過ぎてより陽性になった」今の私にピッタリと思う事にしましょう。
薬に近い食養料理なので、食べる量は1食に大さじ1~2くらいです。これで10日分くらいになります。