1月から週2回、Mさんはリハビリに通い始めました。身体のリハビリの効果だけでなく、送迎車に乗ったり、外へ出て人に会う機会が増えて、Mさんは元気になってきました。自宅で出来る事も少しづつ増えてきたので、それに合わせて色々な工夫をして間違いがないようにしています。

先ずは階段

階段の上り下りを始めて分かったのは、登る時より降りる時、それも最後の1~2段を踏み外しそうになる事でした。

訪問看護の看護師さんから「踏み外しやすいステップにテープを貼ってみては?」のアドバイスがあったので・・・

白いビニールテープを貼ってみました。

これだけで見えにくかったステップがとても目立つようになり、確認しやすく足元が安心になりました。

そしてもうひとつは薬。入院中は食事の度に看護師の方が服用する薬をベッドまで持って来て下さっていました。退院後私は先ずこんなのを↓作ってみました。

その日の朝昼晩の薬をこのケースに入れて食卓に置くのが私の一日の始まり。Mさんは入れてある薬を食後このケースから出して飲むだけなのですが、最初は飲み忘れがあって、毎食後私がこの箱を見て確認していました。

退院後2か月が過ぎ、私が1泊2日で仕事場に行くのを試した時に作ったのがこれ↓です。

無印良品のメイクボックス
ポリプロピレンメイクボックス・仕切付・1/4横ハーフ 約150×110×45mm

一つの箱が3×2に仕切られているので、二日分の朝昼晩の薬が入ります。

こんな風に重ねられるので場所をとらないし、必要なら箱の数を増やせるので便利です。「張って剥がせるシール」に日付と曜日を書いて手前に貼って、間違えないよう工夫しました。私がいない時は「薬を飲み終わったら必ず私に電話」の約束になっています。

「転ばぬ先の杖」起こるかもしれない事を予測して予防策を立てるのは、想像力と創造力が必要、色々工夫して介護を少しでも楽に楽しくして行けたらと思う私です。