あんなに気丈なクリスティーナ先生が如何してこんなに早く亡くなってしまったのか? Nさんのお話を聞いて、親しかった人達の言葉や様子から、先生が無念の思いで他界されたのが分かり、私は今それを一生懸命整理して心の中に納めようとしています。

先生の死は私に大切な事を伝えようとしている気がします。頭を整理して文にしてそれをブログにアップする事で、過去が整理され、自分が新たなスタートを切れる、そう思うのです。

伊豆の家に戻ってから、眠って、考えて、ブログを書いて、冷凍庫にあったものを食べて、その繰り返しでした。そして今朝、急にブロッコリーが食べたくなったので、半月ぶりにJAの市場へ買い物へ行きました。

日曜だったので品も豊富で混み合っていました。ブロッコリーを買いに行ったのにこんなに買ってしまいました。

ブロッコリー、茎ごと食べるスティックセニョール1袋とブロッコリーの脇芽2袋です。

小粒で美味しそうな金柑。 何となく風邪っぽいからか、金柑を見たらかじりたくなりました。

リーフレタス

伊東産の椎茸と長野産のえのき茸

伊東産の人参、不揃いですが味と香りが素晴らしい。

農家の方が持っていらしたばかりのホウレン草。私がカゴに入れたら「有難うございます」とその方にお礼を言われました。100円の買い物に頭を下げてです。

採れたてのキャベツ、外の青い葉は私はケールだと思って使います。ブラジルの豆料理フェジョアーダに添えるケールの細切り炒めにピッタリ!

それに、お豆腐。

以上全部でいくらだったでしょう?

1710円です。

採れたての野菜がこんなに沢山で! 安すぎます。 私だったら自分で育てた野菜をこの3倍でも売りたくありません。

農業で食べて行けないのがうなずけます。農家の方は野菜やお米は買わなくてよいかもしれませんが、それを運ぶ軽トラは買わなければならない。軽トラの値段と野菜の値段を考えた時、この社会が?オカシイ?のに気付くと思います。

帰宅後、自分のためにブランチを作りました。

ホウレン草のソテーとお豆腐のスクランブルエッグ。

ホウレン草は茹でる前に茎と葉を分けて切って、茎と葉を時間差で同じ柔らかさに茹で、Tempero Mineiro と太白胡麻油少々で炒めました。

お豆腐のスクランブルエッグは、鍋に崩した木綿豆腐と太白胡麻油少々、塩、秘密のミックスパウダーを入れて炒め煮して、今回はコーンスターチの水溶きを最後に加えてまとめました。

冷凍してあったVeganの雑穀パンケーキと大豆ミートローフ、それに作り立てのお豆腐のスクランブルにほうれん草のソテー、茹でたブロッコリーも添えて、ブランチの出来上がり☆

こんなVeganのBranchが食べられるお店があったら、どんなに嬉しいか・・・

自分のために作るのに疲れる時もありますが、食べたいものが食べられるのは幸せです。

スクランブルエッグの上の白いクリームは、フィンランドで買ったオート麦から作ったクリームです。スエーデンで食べたサワークリームと同じメーカーですが、こちらの濃いクリームは味に癖があって酸っぱくて、サワークリームの方が美味しい気がしました。