今月半ば体調を崩して何日か何も出来なかったので、冬の畑の準備が遅れてしまい、それを取り戻すのが大変な毎日です。なのに晴れの日が少なく、冬野菜の種まきの期限が迫って来ます。ようやく晴れた昨日の朝、準備万端で伊豆の山中に借りている貸農園に行きました。

先週、バーク堆肥とEMボカシ肥をまいて軽く耕しておいたので、雨にあたった土は芳しい香りがしてフックラしています。二区画借りている畑のこちらは、奥に木があって夏は日陰になるので、日陰でも育つものを植えた方がよいのに気づき、右奥に青紫蘇、左奥にはルバーブが植えてあります。

通路を挟んで反対側のこちらの畑は、日当たりは良いのですが水はけが悪いので、両サイドに深い溝を掘ってあります。

右手前はサツマ芋の「鳴門金時」、その奥のアーチはインゲンの「St. Anna」。左手前はツルムラサキなのですが、気温が足りないからか?土が悪いからか?全然大きくなりません。その奥はオクラですが、これも成長が遅くて、ようやく今から花が咲くところです。

遅れて育っているものも出来るだけ収穫して、空いているスペースにこの冬何を作ろうか? 連作障害にも気を付けなければいけません。横浜と伊豆を行ったり来たりの暮らしになって、この畑に以前の様に頻繁に来れなくなったので、放って置いても大丈夫なものでないと管理しきれそうもないし・・・

ツルムラサキとオクラは不織布で覆って温度を上げ、10月いっぱい収穫出来ないか試してみる事にしました。10月にサツマ芋を収穫した後、11月そこにスナップエンドウを植え、来春スナップエンドウが終わった後に、オクラとツルムラサキを植えます。今が播き時の大根は、真ん中の空いているスペースになります。

奥に日のあたらないこちらの畑は、日陰でも大丈夫なルバーブを増やし、その手前は2~3年植えっぱなしで平気なフローレンス・フェンネルに、空いた部分にセロリ、パセリ、サラダミックスを植える事に決めました。

午前中は畝の整備です。

先ずツルムラサキとオクラを不織布で囲み・・・

サツマ芋の葉を整理して大根のスペースを確保して、「ダイコン十耕」と言われているように、大根は深く耕せば耕すほどよいとの事なので、必死で耕し畝が完成☆

反対側の畑も、全体にならして畝を作りました。

ここまでやってお昼は疾うに過ぎているのに気づき、ブランチに家に戻り、そして苗と種を準備して午後遅くもう一度畑へ。

お気に入りの品種のフローレンスフェンネル

我が家のロングセラー、サラダミックス

お気に入りの青首大根「耐病総太り」。初めてこの名前を見た時、人間だったら凄いと想像してしまい、半信半疑だったのですが、本当に作り易くて使いやすい品種なのが分かりました。

日が暮れる頃、無事種を全部播き終えました。

また台風がやって来るようですが、播いた種が「雨にも負けず風にも負けず」元気に大きくなるのを祈りながら後片付けをして、家に戻りました。

兎にも角にも、これで伊豆の畑の冬の準備も間に合いました☆