前回の「身体を温める料理の宅配便」に入れた、黒いおにぎりのレシピです。

玄米、黒米、黒豆、黒胡麻、胡桃、松の実が入った、気、血、腎精を強化する飯です。

*養生おにぎり* 全材料合せて約3カップ半の作りやすい分量

<材料>
うるち玄米 2カップ
もち玄米 1カップ
黒豆 カップ1/3
黒米 大さじ3
黒洗い胡麻 大さじ2
 小さじ1
炊飯用の水 普通のうるち玄米を炊く時の水加減より5~10%少なめの水量にします。私はカムカム鍋で玄米を炊く時の水加減は玄米の110%ですが、ここでは100%=同量です。→700cc
胡桃 大さじ3
松の実 大さじ1

<作り方>
①2種類の玄米を量ってボールに入れ、重さを計ってから2~3回洗い、人肌のぬるま湯に浸して8時間置く。
②浸水させた玄米を2~3回洗い水を切って、ボールごと重さを計る。
③②にさっと洗った黒豆と黒米、黒胡麻を入れ、混ぜてからカムカム鍋に入れる。
④②の浸水後の玄米の重量から①を引いて玄米の吸水量を計算し、それを炊飯用の水量から引いて鍋に入れ、塩を加え、炊飯する。
⑤胡桃と松の実は150度のオーブンで10分焼くか、フライパンで焦がさないように軽く炒り、胡桃は手で小さく割り、炊き上がったご飯に混ぜる。

8時間浸水した玄米に、さっと洗った黒豆と黒米、黒胡麻を入れて混ぜ・・・

カムカム鍋に入れます。

浸水後の玄米の重量から、最初に計った重さを引いて玄米の吸水量を計算し、それを炊飯用の水量から引いた水を鍋に入れ、塩を加え、

蓋をして・・・

火にかけ炊飯します。浸水した玄米をカムカム鍋で炊く時は、高い方の圧力でシュ~ッとピンが上がってから25分で火を消し、ピンが下がるまで待ちます。

炊けました☆

軽く炒った胡桃と松の実を加え・・・

サックリ合わせます。

おひつがなくても、このようにボールにオーブンペーパーを敷いて炊き上がったご飯を入れると、水分がオーブンペーパーで調整されるのと、くっつかないので、とても具合がよいです。

塩水で手をぬらしながら、小さめのボール(70gくらい)ににぎります。

ラップで軽く包んで出来上がりです。このまま冷凍して食べたい時に電子レンジに1分かければ、ホカホカの養生おにぎりが何時でも食べられます。

この養生ご飯は、気、血、腎精を強化する飯で、身体を温めるのには勿論、産後の養生食にも最適です。

昨年親しくしているカップルに赤ちゃんが誕生☆ 難産だったのでどんなに疲れているかと、食事の差し入れ宅配便をプレゼントしました。

女医さんでもあるそのお母さんは、この宅配便を開けて直ぐに、養生おにぎりを食べた様子でした。

お礼のメールには、「養生おにぎりは一つだけと思っていたら、気付いたら、3個なくなっていました!これもコクがあってとっても美味しい!・・・」と、ありました(=^・^=)