横浜の家の庭を野菜畑にする土台作りを先週始めました。

線で囲んだところが畑になります。

8年前の「菜園ガーデニング」という本にあった、この写真。長年趣味で野菜作りをしてきたご夫妻が、歳をとってかがむ姿勢がきつくなって作った「腰高花壇」の野菜畑です。最近は「ライズド・ベッド」と呼ばれて、作業が楽なので人気が出ている畑のスタイルです。

最初の予定では、工務店さんに上の写真のように、畑の囲いを木で作ってもらう予定でした。でも予算の関係で庭を自分達ですることになったので、木で作るのは諦め、作るのもメンテナンスも簡単な方法を試行錯誤しました。

あれこれ考えたり調べているうちに、ネットで便利そうなものを発見しました。この黒いシート状のものです。

「あぜガード」といって、水田の水漏れ防止や竹の根が畑に入ってくるのを防ぐものです。用途によって巾が色々あるのですが、試してみないと分らないので、とりあえず巾30センチと40センチを10メートルづつ買ってみました。

巻いて販売されていて、丸まるクセがついているので、廊下に広げて椅子で押さえて何日か置いて平らにし、必要な長さをカッターで切り、畑の淵に沿って地中に立てました。

「あぜガード」を土に固定するポールが、別のメーカーから販売されているのをネットで見つけ、早速買って試してみました。いい具合に「あぜガード」を固定できます。コーナーもこのように使えば安定します。

でも、このあぜガードを地中に立てるための溝を掘るのが簡単ではありあせん。

掘ると水道管、ガス管、排水管、色々なものが出てきます。そこを除けるようにあぜガードを一部切り、同じ高さに「あぜガード」を立てて行きます。

ガスメーターの手前からはマンホールが出てきました。

マンホールを除けて、このように「あぜガード」で囲いが出来ました。

囲った中に堆肥や肥料を入れて土を戻して耕し、全体の土の量を見てみると全然足りません。

入れたのはバーク堆肥、もみ殻燻炭、有機石灰、バットグアノ、

それに・・・

畑の菌の状態をよくするEMのボカシ肥です。

今から、畑全体でどのくらい肥料や土が必要か計算して、横浜近辺のホームセンターで購入し、一冬かけて土作りをする予定です。

西側の玄関脇は土が沢山あったので、このままスタート出来そうです。

テラスの一部を撤去して出た煉瓦を、工務店さんがとって置いて下さったので、その煉瓦で土の上に見えていた「あぜガード」を囲ってみました。

完成です☆

ここの土は2週間以上前に肥料だけ入れて置いておいたので、直ぐに種を播く事にしました。

向って右側にサラダミックス、その隣にルッコラを播き、近くのサカタの種から買って来たイタリアンパセリ、マジョラム、万能ねぎの苗をとりあえずポットごと仮植えして・・・

そしてダンポールを刺し

紗をかけました。都会には鹿や猪はいないけれど、カラスや猫に注意です。

播いてから3日目に、Mさんから「ルッコラの芽が出た、可愛いな~」と電話がありました。順調に育ってルッコラとサラダミックスが、この冬横浜でも楽しめるようになれば素敵です☆

追記:今日「サラダミックスも芽が出た」と、Mさんから連絡がありました☆