毎月、1日と15日に小豆ご飯や小豆粥を食べる習慣がまだ残っているところがあります。 万病を排して邪気を払うと言われるように、小豆には排毒、解毒の力があります。 利尿作用もあり、お通じにもよいので、体が重い時に食べるとスッキリとします。 小豆で玄米が染まってお赤飯になるので、玄米だと気付かずに食べる方もあります。
私の玄米ご飯の炊き方は、玄米を圧力鍋に入れて火にかける前に、8時間ぬるま湯に浸水させます。 玄米を洗って直ぐ火にかけて炊く方法もあるのですが、ここ数年いろいろ試して、充分浸水させた方が 「ふっくら美味しく炊ける」 の、結論に至りました。 寝る前に浸水させて翌朝炊く、出勤前に浸水させて夕方炊く。 浸水時間は前後してかまいませんので、しっかり水を吸わせてから炊いた玄米の美味しを、一度試して頂けたらと思います。
小豆入り玄米ご飯(圧力鍋)
<材料 >
玄米 4カップと1/4カップ
小豆 3/4カップ
炊飯用水 玄米と豆を合わせた量(1000cc)の1,2 ~ 1,3 倍
→1200 ~ 1300 cc
塩 小さじ1/2
水を3回ほど取り替えて丁寧に洗います
洗った玄米に39~40度くらい(熱がある時の体温)のぬるま湯をたっぷりそそぎます
・・・・・8時間後
お米と小豆は水を吸って少しふっくらしました
ザルにあけ、浸水した水を捨てます
8時間浸水した水は、生きている玄米や豆の代謝で、汚れて臭いも出ています
浄水器の水で、水を2~3回取り替えて洗い、汚れと臭いをとります
1480グラムあります
浸水して玄米と豆が、1480-1150=330グラム(=330cc)水を吸収しました
浸水させて水を吸収した玄米と豆を圧力鍋に入れ
分量の水から玄米と豆が吸水した水330ccを引いた水を量って鍋に入れ、炊き始めます
面倒かもしれませんが、美味しい玄米ご飯が炊ければ、
玄米ご飯をまた食べたいと思うようになり、
美味しく楽しく玄米ご飯が続けられるようになるので、詳しく説明しました。
次回は浸水させた玄米の炊き方をご紹介します。