もんぺについて書いてありそうな本を捜して、先ず見つけた本2冊。
大塚末子きもの学院の創設者、そして戦後新しい着物を提案し、その後は伝統的着物の素晴らしさを若い世代に伝え続けた、大塚末子さんの著書です。
「もんぺ賛歌」を何十年ぶりに読み返して驚いたのは、ご主人の療養のため今私が住んでいるこの地に、大塚夫妻が住まわれていた時期があった事でした。戦後の食糧難の時もこの地はお米も野菜もあったと・・・
和裁と洋裁を学び行動の人であった大塚末子さんの著書には、多種多様の着物の作り方が明確で分かり易く紹介されています。
私はこの昔からあるもんぺの裁ち方に感動してしまいました。小幅の反物が生かされ生地に無駄がありません。
着ている着物の下半分をもんぺの中に入れるので、マチが非常に大きくなっています。
前と後ろの紐結びが別になっているので、お腹周りの調整がし易くフリーサイズでもスッキリ身に着けられます。
着物を中に入れないもんぺ風パンツもありました。
もじり袖の短い着物風ジャケットに組み合わせた上下お揃いの生地のパンツです。このパンツが一番細めだったので型紙を作ってみたのですが・・・
型紙を身体にあてて見ると、ものすごく大きいので作るのは止めました。
他にもんぺの作り方の掲載されていそうな本がないかしら・・・ 再び書棚を捜して、こんな本を発見。
布を愛し、全国を歩いて布にまつわる聞き書きをし、布を使い切る方法を提案した、森南海子さんの著書です。
「もんぱパンツ」も自由な発想の元、色々な形が掲載されています! その中の内側をわにして裁つ、これを作ってみる事にしました。
内側をわにしたもんぺの着心地は、脇をわにしたものとどう違うか? 興味津々です。
型紙を作った段階で、腰回りが私には大きすぎるのが分かり、腰回りと股上をかなり削って出来たのがこれです。
内側がわだと着心地が優しい感じです。
股上から上を小さくしたのですが、それでもお腹周りがダブダブしているのが気になりました。
「うなぎの寝床」さんのもんぺと、森南海子さんのもんぺを比べると・・・
脇がわの「うなぎの寝床」さんのは、股が外側に拡がり易く、内側がわの森南海さんのは股が内側に窄まり易いのが分かりました。生地は布目の方向に流れ易いようです。
布目が脇でも内側でもなく脚の中央に沿っていないと、脚が真っ直ぐに見えるパンツにはならないのが解って来ました。







