暑い日が未だ続いている伊豆、
この夏私が実験しているのは、北斜面の崖地での野菜栽培以外に、これがあります。
涼しくて動き易い「もんぺパンツ」です。
小柄な私は仕事着に、UNIQLOキッズのアクティブ・ジョガーパンツ150cmを愛用しているのですが、この夏は蒸し暑くて、もっと涼しいパンツが欲しくなったのです。
昔、20代の頃、八王子の農家の離れを借りて藍の栽培と織物をしていた時期がありました。農作業や糸の煮洗い等の重労働の日々だったのですが、市販の藍の絣のもんぺを愛用していて、それが涼しくて働き易かったのを思い出しました。
倉庫に古い絣の端切れが色々あったのを思い出し、この絣をはぎ合わせてもんぺを作ってみたらどうだろう?と考えました。
それで絣のもんぺについて調べ、見つけたのがこれ、久留米絣の産地のショップ「うなぎの寝床」の現代風もんぺです。
「うなぎの寝床」 不思議な名前ですが、現代のライフスタイルに合ったもんぺを探り、素敵なもんぺの数々を生産&販売をされています。
そして「家に久留米絣があるから自分で作ってみたい」という方があったので、と、型紙の販売までなさっているのです!
そんな「うなぎの寝床」さんの心に感動した私は、早速型紙を買ってみました。
男女兼用の現代風もんぺの実物大型紙は、S・M・Lの3サイズが同じ紙に印刷されています。
作り方の解説も同封されています。YouTubeに作り方の動画もあるので、それを何度も見てからいよいよ作ることに。
失敗して貴重な昭和初期の絣の端切れを無駄にしたくないので、最初はシーチングで作ってみようと考えていたのですが・・・
出来たものを着用したり洗ってみないと着心地は分からない。それでテーブルクロス用に沢山買ってあったIKEAの広幅の木綿生地で先ず作って、実際に着用して、良かったら本番を作ってみる事にしました。
この夏縫った「もんぺパンツ」の第一号、「うなぎの寝床」さんの現代風もんぺです。
特徴は脇に布目を合わせ、広幅の場合はそのまま・小幅の場合は最初に生地を縫い合わせて広くして・脇をわにして裁つ事。
着用して分かったのは、細身でお腹周りもスッキリしていて動きやすい。でも何となくО脚に見えるのが気になりました。
それで私は、動きやすく脚がまっすぐに見える「もんぺ」は?と・・・ あれこれ調べ始め、この夏の「もんぺパンツ」の実験が始まりました。





