今朝のテラスの温度計は14度、今年の伊豆の春はユックリです。

4月末に植木屋さんが草刈りをして1か月も過ぎないのに、イネ科の草やワラビがぐんぐん伸びて、高さが40センチ近くになっています。このままでは Emiko’s Vegetable Haven プロジェクトが埋もれてしまいそう!

シェディングで体調が良くないので、外仕事をする元気がなかなか出ません。でも汗だくになって肉体労働すると身体が楽になるのが分かったので、意を決して草刈りをしました。

ご覧ください、この通り・・・

先日お客様がいらした時は、こんな風だったのです。

でも、ここは勾配もゆるく楽な場所、大変なのは・・・

家の北側、家の窓から見下ろすとこんな風ですが、立っていられない程の急勾配なのです。頑張ってここも刈りました。

充電式草刈機のバッテリーが連続使用30分で切れるので、充電時間に休んだり家事をして、充電が済んだらまた草刈り。これを3回繰り返しました。

我が敷地を、山野草・薬草・野菜が調和して育つ園にするのが私の夢。基本的に不耕起の自然栽培なのですが・・・

北斜面の急勾配なので、先ずは土止めのため、そして土壌を薬草&野菜が育つ状態に近づけるために、「緑肥」の種をまくことにしました。

山野草を残したいので外来種の植物の種を持ち込むのに躊躇もあったのですが、放って置けばワラビとススキの天下となり何も植えられなくなる。迷った末この数種類の緑肥がミックスされたものをまいて実験してみることにしました。

選んだのは、「これなら出来る自然農園」の著者竹内孝功さんの考えたミックス緑肥。

アカクローバー・クリムソンクローバー・オーチャードグラス・ペレニアルライグラス・えん麦・イタリアンライグラスのミックスです。

容器に出すとこんな風

播種量の目安は1平方メートルあたり10グラム、大さじ1強です。

蛇・蚋・蚊・蜂に要注意なので、長靴・長袖・手袋・農園ハット&防虫ネットの完全防備で作業開始。

雨上がりだったのですが、雨のあたらない家の土台下に先ず散水。

ホースを廻して丁寧に散水して土を湿らせます。

そしていよいよ緑肥の種まきの開始。

緑肥は最初の2~3回量ってまいて量が掴めたので、後は目分量で手でまきます。

ある程度まいたら、その部分の地面を熊手でかいて土と種を馴染ませます。

登ったり降りたり、行ったり来たり、少しずつ進みます。

途中休憩を入れながら、半日以上かかって敷地の約半分に緑肥の種をまきました。雨上がりだったので種まきの後の散水は不用だったのかもしれませんが、しばらく雨がなさそうなので全体に軽く散水して終了。

太陽の光が少ない北斜面で、この緑肥ミックスがどのくらい発芽するか・・・ 兎にも角にも実験しながら前進です。