貸農園の畑が除草剤で駄目になり、家の周りで育てる実験をしてみようと決意したのが昨年の秋。
大きな植木鉢に野菜の種を蒔いて、北斜面の急な崖の敷地内の、太陽の光が射す場所を捜して植木鉢を移動しながら育て始めたのですが・・・
植木鉢が重すぎて移動が大変! プラスティックの箕(み)に乗せて引きずったり・・・ あれこれ努力したのですが、11月末には太陽が射す場所が全くなくなり、諦めて放置していました。
今朝、勝手口の前を通った時、その諦めて放置した植木鉢に太陽が射していて、小さな葉っぱが育っているのに気付きました。
敷地の周りの木が完全に落葉して、時間限定ですが太陽が射す場所が生まれていたのです。
この勝手口の脇の植木鉢は小松菜
このごせき晩成小松菜です。
もしかして崖の上に置いた植木鉢の野菜の芽も生きているかも知れないと・・・ 崖を登ると・・・
植木鉢に緑が少しですが見えます。
近づくと、少しですが芽が生きています。
一番手前の植木鉢は、秋冬用のサラダ菜のミックス
このMisticanza di Lattughe Autunno-Inverno
真ん中の植木鉢は
14種類のサラダ用野菜のミックスです。
1つだけ大きく育っているこれは、からし菜です。
そして一番奥の植木鉢は・・・
勝手口脇の植木鉢で育てているのと同じ小松菜
こちらの植木鉢は軒下ではないからでしょうか、逞しく元気!
太陽が全く射し込まない環境で、よく生き延びた野菜の芽!
健気な野菜の命に、何だか深く感動してしまいました。