このところ時間を見つけては、夏の畑作りをしています。
先日ようやく山の上の畑に、 “サラダミックス” の種を播き終えました。

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種を播いた後、土が乾かないように布をかけてあります

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愛用しているサラダミックスの種

 このイタリアFranchi社のサラダミックスを3年前から使い始めたのですが、それから我が家のサラダの世界がとても豊かになりました。 ここに書いてあるMisticanza(ミスティカンツァ)とは、サラダ用の柔らかい若い葉菜をミックスしたものの事で、このミックスにはチコリやレタス、それにハーブ、合計14種類の種が入っています。

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チコリ5種類、カラシ菜、エンダイヴ2種類、レタス4種類、ルッコラ2種類の種が入っています

レタスは冷涼な気候を好むのですが、このミックスの種は四季播きなのでいつでも播けます。(種類によって発芽温度があるので、14種類全部が発芽しない時もあると、私は思うのですが・・・)

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種をお皿にあけてよく見ると、このように色々な種がミックスされています

今までは、種を10月に播き、12月からベビーリーフとして収穫を開始。 冬の間中、ベビーの次のチャイルドリーフ? くらいのレタス、チコリ、ルッコラを収穫します。 春になってどんどん大きくなるティーンエージャーのリーフを沢山採って、この頃は食べきれないくらいになります。
そして6月の今でも、ちょっと硬いのですが大人になりかけのリーフが沢山収穫できるのです。

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ベビーリーフの時期、ルッコラがちょっと早く大きくなっています。

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冬の間はベビーリーフは、押すな押すなのギューギュー詰めです
採っても、採っても、何処を採ったかわかりません

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畑の端のリーフは、スペースがあるので大きくなっています

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日本ではあまり見かけないチコリ  ”Cicoria Grumolo Campo”

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ピリッとした味と香りの ”Senape Bianca”  (シロカラシ)

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春には食べきれないほどになります

大きなレタスやキャベツは、種を播いてから大きくなるまで何カ月も待たなくてはなりません。その間虫や風雨、日照りから守ったり、その世話も大変です。 でもサラダミックスはベビーリーフから楽しめ、その後6カ月以上も毎日採れたての、安心で新鮮なサラダリーフが収穫出来るのです。 家庭菜園にぴったりの野菜だな~と、つくづく思います。

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6月のサラダリーフの畑
6か月間収穫し続けたのに、まだこんなに元気です

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タンポポの葉のようなのは野生のチコリです

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昨年10月に種を播いた手前のサラダミックスが終わるころ、
先日播いた向こうのサラダミックスがベビーリーフになってくれるでしょうか?

次回はサラダミックスの食べ方をご紹介します。