一昨日、高校の同期会に横浜へ行って来ました。
毎年行われていた同期会ですが、コロナ禍で5年ぶりの開催。たまにしか出席していなかった私にとっては、多分10年振りくらいの再会でした。
今朝の玄関前、新緑の中の空木の花の白さが目に飛び込んで来ます
白内障手術後1週間、保冷剤と一緒に入れた目薬を持って、保護メガネをかけての参加。自分の体調もそうですが最近具合が悪くなる友人知人が多く、今回参加しないと次回は? の気持ちで頑張って参加しました。
昨年敷地周囲の木を伐採して日当たりが良くなったせいか、こんな場所に突然空木が伸びて来ました。
万年幹事の有志の方々にお世話になりっぱなしで、私は何もしないで時間に会場へ行くだけ、本当に感謝です。浜っ子の世話役の方々は、いつも便利な会場で気兼ねのない楽しい会を計画して下さいます。
今回の会場は横浜駅東口を出て直ぐの崎陽軒本店。エレベーターを出ると受付前は楽しそうな声で一杯!自分もそうですが、コロナ禍で会えない間に皆どんな事があったのか・・・ 元気そうな友の顔を会場で見つけ、感激しない人はいません。
空木の花、卯の花は、旧暦卯月(4月)の花。調べたら今日5月31日は旧暦の4月24日です。
受付前で同じ美術部だったNさんに会いました。聞けば彼女も私と同じ目の故障「原発閉塞隅角緑内障」で、虹彩に穴を開ける手術を受けたとの事。
そこへ同じ美術部のMさん、彼女は頸椎から来る手の痺れで首にホルダーをしての参加と聞いていましたが、会うとホルダー無し。会場へ着くと皆から「どうしたの?」と聞かれるので外したとの事。楽観的で前向きな彼女らしい💛
この空木の花は密集していてボンボンのようです。
くじ引きで決まった席に着くと、右隣は元アナウンサー、その向こうはお習字の先生、その隣は公的機関を勤め上げた方、左隣は元経営者・・・ 自由で少し変わった、普通の進学校でない高校だったので、卒業生は多種多様な職種や生き方をした人が多いのです。
実は私はこの高校の学区ではなかったのですが、私が変わり者なのを見抜いた中学3年の担任の先生が、別の学区のこの高校受験を薦めて下さったのでした。定員の10%だけ学区外枠があって何とかそれにパス。でもその高校生活は・・・
卯の花の季節、旧暦卯月ももう直ぐ終わりです
今回、私の左隣の方が「当時私は暗かった」と話してくれたのですが、実はその通りでした。
飛騨の山の中で育った私が、父の本店勤務により中学3年生から横浜へ。都会の横浜は空気が悪く景色は汚れていて息が詰まりそうでした。横浜駅から徒歩で行ける高校への通学路の真っ黒なドブ川、関東大震災後に再建された校舎は修道院の様な雰囲気の分厚い鉄筋コンクリート造り・・・ 私の高校生活は希望の無い重苦しい日々でした。
とても真面目に勉強する気になれず、合唱部で歌を歌うのと、美術部でスケッチしたり何かを作る事が救いでした。そして美大を受験、環境設計を選択。卒業後自然と調和した藍に引かれて藍染の弟子入り、家族の病気でそれを断念、それで介護しながら家で出来る織物を始めたのです。
このように自由な選択が出来たのは、あのユニークな高校の校風があったから、それを今回改めて感じたのでした。




