先週2泊3日で島根県へ行き、夜遅く伊豆の我が仕事場に戻りました。

車から降り、真っ暗な中、門から玄関までの小道を歩いたのですが、小道が草やツルでボーボーでiPhoneの懐中電灯で照らしても歩くのが大変な情況。躓いて転んだら大変と今週2日に分けて草刈りをしました。最近買った”女性でも大丈夫”の軽い草刈り機なのですが、腕が上がらない箸が持てない程手が疲れてしまい、今日要約復活したところです。

島根県へ行ったのは、伊豆のこの仕事場を設計下さった建築家内藤廣さんの展覧会、その開会式と内覧会出席のためでした。仕事場が建って28年、その間色々な事がありましたが、私が自分を保てたのは、この仕事場の大地に根差したパワーと天に繋がるような気高さに囲まれていたからです。私は感謝の気持ちを表したく無理をしてでも出かけようと決めました。

何とか日程の調整をし、ギリギリ航空券やホテルがとれ、早朝羽田へ。

搭乗手続きを済ませた後、DEAN&DELUCAで朝ご飯。

色々なサンドウィッチやお惣菜があるのですが、ビーガンなのはこの”アボガド・トースト”だけ、紅茶と一緒に頂きました。

出雲に飛んで日御碕神社と出雲大社に参拝し、そこから展覧会の行われる益田にJRで移動。持参した小豆カボチャと水のお昼ご飯。

益田のMASCOS HOTELにチェックインし、一休みしてから夕食に。ご飯とオカズが食べたかったので近くの中華料理店をリストアップしてフロントに相談してみました。するとホテルのレストランでご飯は勿論食べられるし、シェフに頼めばビーガンのオカズも用意出来るとの嬉しいお返事。

オープンキッチンの向こうのシェフに事情を説明して、作って下さった前菜のトルティーヤ。小麦のトルティーヤにクリームとトマトのソース、その上に野菜のハーブ入りのドレッシング和えとレタス。新鮮な野菜とハーブが口の中ではじけるようで、一口ごとに元気が出て来ました。

メインは野菜のグラタン・ナッツソース

サッと焼いた野菜を、半分はソフリットのような野菜の味が濃厚なソースで、半分はカシューナッツのソースで味わいます。見た目よりボリュームがあって、この1皿で私は山盛りのご飯1皿を食べてしまいました。

デザートはキャロットケーキ、メニューにはないけれどシェフが好きで作っているとの事。上にのせるクリームチーズ・スプレッドは別添えにして頂きました。

ケーキはスパイスが効いてボリュームがあり、食べきれなくて半分は持ち帰り部屋の冷蔵庫へ。

翌朝の朝食はホテルのビュフェ、地元の食材を使った手作りのお料理が並んでいます。

私はビーガンに近いベジタリアンですが、旅先で食事のバランスをとる秘訣は、朝食のビュフェで野菜類(根菜、葉菜、豆や豆腐、海藻)を出来るだけ食べておく事。そうすれば後はザル蕎麦やオニギリだけでも大丈夫です。

この日のお昼はキャロットケーキの残りをホテルの部屋で。夕食は居酒屋で宴会でしたが日本海の美味しそうな魚料理は見るだけ、私は揚げ出し豆腐、卵焼き、オニギリをいただきました。

3日目は内藤廣建築設計事務所の我が家担当だったOさんと合流、お昼は会場の島根県立芸術文化センターにあるレストランで一緒に食事をしました。

6月の飛騨行きの時大丈夫だったエビフライがあったので私はそのコース、Oさんは焼き魚のコースです。

最初に南瓜の冷たいスープ、お喋りに夢中で写真を撮り忘れました。

デザートはシフォンケーキ、ヨーグルト&ベリー、最後にコーヒー。

午後は内藤廣さんの講演会、夕方会場からタクシーで15分足らずの”萩・石見空港”から羽田へ、夜遅く伊豆の仕事場に帰宅。夕食は無しでしたが、朝と昼シッカリ食べたので大丈夫でした。