この週末は久し振りの雨

気温も上がってまるで春のようです。

横浜の家を借りて下さるカップルが来週入居なさいます。それで貸し出す前の最終点検とご近所への挨拶に横浜の家へ行って来ました。

”ヒイラギ南天・チャリティー” 冬の庭で鹿に食べられずに残っている植物は僅かです。

もっと早く行きたかったのですが、風邪気味で咳がでるので延び延びになっていました。それでご近所への挨拶は挨拶状の投函に切り替え、身体に無理のないように、電車が空いている時間帯に短時間で往復と決めて行って来ました。

”万両”は毒性があると聞いていないのですが、葉も実も鹿は食べません。

横浜の家は年明けにハウスクリーニングが入ったのでピカピカでした。室内はその必要が無いほどだったのですが窓掃除が未だだったので、窓を重点的に全体のクリーニングを念のため依頼しました。

バスルームのトイレには”消毒済”のシール、トイレを使うのも水を使うのも躊躇われて、大急ぎで各部屋を見回って家を後にしました。ご近所への挨拶は挨拶状にして正解でした。お天気がよく暖かだったので留守のお宅が多い感じでした。

”白実の南天”

ご近所のポストに挨拶状を投函してから、新横浜へタクシーで向かうのに大通りへ行きました。すると直ぐに目の前に空のタクシー、それも乗りやすい新型のジャパンタクシー。

”ミヤマシキミ”は毒があるので大丈夫です。

私はタクシーの座席に座ってから目を閉じると「こんな風に横浜の家に駆け付け用事を済ませて帰るのも最後かもしれない、、、」そんな気がして、肩の荷が下りた解放感に浸っていました。

するとタクシーの運転手さんが「不思議だ一度も引っかからない」と言っているのが聴こえて来ました。私「えっ?何が?」 運転手さん「もう新横浜なのに、ここまで1度も信号に引っかからないのです。」 本当に幕が次々開くように信号が次々青になるので、乗ってから一度も止まっていないのに気が付きました。

軒下にある”ジャスミン”は無事、鹿は気が付かないのでしょうか?

私「運転手さん、実は私横浜にある家の最後の点検を済ませて、静岡の仕事場に帰るところなのです。何だか神様がご苦労様って言って下さっている気がします」。 運転手さん「お客さん静岡へ帰るのですか、実は私以前交通関係の仕事で静岡へ新幹線で通っていた事があるんです」

タクシーはいつもの半分の時間で新横浜駅へ到着。少し待って30分に1本のこだまに乗れ、明るいうちに私を待っている伊豆の仕事場に帰る事が出来ました。

新しい幕開けの始まり、そんな気がします。