ここ伊豆も急に冷え込んで来て、昨日の朝は気温が3度まで下げりました。

今年はMさんの老人ホーム入所や横浜の家を貸す準備で、体力的にギリギリで、伊豆の山に借りている菜園へ殆ど行けませんでした。今年植えたのは”さつま芋”だけ。6月初めに苗を植え付けた後、1度雑草を刈に行っただけで後は放りっぱなしです。

秋が来て「お芋堀にゆかなくては」と思いながら、その元気がでず、気温が下がって来て”土の中のさつま芋が低温で駄目になってしまいそう”になって、ようやく重い腰を上げてお芋堀へ行きました。

畑のさつま芋は寒さで葉はご覧の通り、残っている茎を切って、黒マルチを破って掘ってみると・・・

マルチの下の土は未だ暖かくて、立派なお芋が出て来ました!

このさつま芋の品種は”パープル・スイート”、中が真紫の品種です。

昨年までは”鳴門金時”を植えていたのですが、新型コロナのオミクロン株に対してこの紫の色素が有効とあったので、初めて植えてみたのです。

苗は関西の園芸店から取り寄せた、特別の方法で育てた病気のリスクの少ない苗。

そのせいか腐ったりが少なくて、20本の苗からこんなに沢山のお芋がとれました。

貸農園の猫車に乗せて必死で車までお芋を運び、家の駐車場から家までは小分けにして運びました。30~40kgはあったと思います。

シートの上に並べ3~4日干してから、一つずつ新聞紙に包んで段ボール箱に入れ、暖かい場所で保存します。

少し痛んでいたお芋の良い部分を角切りにして、軽く塩をまぶしてから蒸し、ザルに並べて乾かして、即席干し芋にしてみました。濃い紫色で程良い甘さ、一見チョコレート? 素敵な使い方が出来そうです。

苗を植え付けたのが6月9日、お芋を掘ったのは12月4日。何もしないのにこのように美味しいお芋が沢山収穫出来ました。感激です。自然の恵みに心から感謝の私です。