先日Mさんの面会に横浜の老人ホームへ行って来ました。3か月ぶりです。

9月から11月の初旬まで横案の家の整理や荷物の引っ越しで、横浜へは何度も行っていたのですが、何時も疲れ果ててMさんに面会へ行くエネルギーがありませんでした。予約面会だったのが11月から自由面会になり、毎晩ビデオチャットしているアマゾンエコーが突然不通になったので、翌日思い立って面会に行ったのです。

老人ホームの玄関で面会用紙に記入後、エレベーターのロックが解除されるカードを受け取って3階のさんのユニットへ向かいます。ユニットの廊下で担当スタッフに会い、Mさんの様子を事前に聞く事も出来ました。ユニットのリビングに居たMさんにスタッフが声をかけ、個室で面会するよう促して下さいました。

個室に入るとデスクの上に”アマゾンエコー”はなく、Wifiのコンセントも抜けたままです。スタッフと”アマゾンエコー”を捜すとトートバッグの中の靴の箱に入っていました。Mさんは身の回りのものを集めてバッグに入れたり変な場所に入れて、結果的に物の場所が分からなくなり、それが盗まれたとか不安・心配・疑いの原因になるようなのです。

“アマゾンエコー’をセットし直していると、スタッフの方がお茶とおしぼりを二人分お盆にのせて持って来て下さいました。私は持って来たサンドイッチとお菓子を側に置きました。

Mさんは私の事は分かりますが、自分が何処に居るのかは分かっておらず、妄想の世界に住んでいます。午前中はボンヤリ、午後は割合調子よく、夕方スイッチが切り替わって変になり、夜中に徘徊、スタッフの方々は見守りが大変な様子でした。

着脱が簡単な靴やズボンの方が対処しやすいという事が分かったので、介護用の靴をスタッフの方に買ってもらうようお願いし、私は帰りに新横浜のUNIQLOへ寄り、スタッフの方に相談して ↓ このようなズボンを買ってみました。

ジャージー素材のボタンやファスナー無しのズボンです。Mさんは3年前の心臓手術前はSサイズ、その後自宅介護中にMサイズになり、ホームへ持ち込んだズボンは全部Mサイズなのですが、スタッフの方が「LでもLLでも大きい方が良い」と教えて下さったので、先ずLを2本買い小さかったら次はLLを買う事にしました。

ボタンやファスナー出来れば紐も無い方が良いようなのですが、UNIQLOのスタッフによると「紐なしは無い」との事でした。買ったズボンを伊豆に持ち帰り名前をつけて、翌日宅配便でホームへ発送。

面会に行った日の夜、直った”アマゾンエコー”でMさんに呼び掛けてビデオチャットしたのですが、Mさんはその日私が面会に行った事も忘れている様子でした。