今朝の窓の外の山々

霧と雲で霞んでいます。 寒い、16度ありません。伊豆では冬の暖かい日の気温。 そして雨が降り出しました。

「良かった!昨日で外回りの仕事を終わらせて」、梅雨の始まる前に何としても外回りを整えたくて、頑張った甲斐がありました。5月末に友人に手伝ってもらって防獣ネットを張ってから、外回りの仕事用具をテラスに置きっぱなしにして、体力とお天気に相談しながら3週間、少しずつ外仕事を進めて来ました。

未だヘルパーさんに来て頂いている要支援の身、ヘルパーさんに「頑張り過ぎ、気を付けて下さい」と言われながら頑張っている私。何故?と思われれているかもしれません。私が家の外回りを整えるのは、私にとって私の世界を整える事で、つまり自分が元気になるための行為なのです。

Mさんの調子が悪くなったここ6~7年、私はMさんに対処して行くのが精一杯で、自分の環境を整える事が出来ませんでした。仕事場は活気を失い、仕事場の外の自然も荒れ果ててしまいました。草木は病気が発生し枯れたり、大地は鹿や猪に掘られたり踏み荒らされていました。その様子は病気や骨折した私の状態と同じでした。

そう、自分と自分を取り巻く環境は一体、自分と周りの自然は一体、なのです。

防獣ネットを1重に張っただけでは鹿がネットの下を潜って入って来るのが分かり、ネットを2重にしました。それでもネットの下を潜って入るのが分かったので、先日こんな金具を見つけて買ってきました。「ネットアンカー、簡単に打ち込めて抜けにくい」

とにかく敷地内に鹿や猪が入って来ないようにしなければ、敷地内の草木は守れない、何も植えられない、何も育てられない、なのです。実は先日ネットの補強作業中に、「マダニ」に刺されてしまいました。直ぐ気づいて手当したのですが3日程体調がダウンしてしまいました。鹿や猪をシャットアウトしないと「マダニ」もシャットアウト出来ません。

”抜けないの”ではないのですが、このアンカーを試してみる事にしました。

そして昨日、このアンカーを60本ネットの足元に打ち込みました。これで鹿が入って来なくなれば嬉しいのですが・・・ ネットは永久的なものではないので、ネットに沿って鹿が食べない「シキミ」を植えるのも少しずつ始めようと考えています。